橋本陽介の検索結果
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中国語は不思議―「近くて遠い言語」の謎を解く―(新潮選書)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本語と多くの共通点がありながら、発音や文法などが大きく異なる「近くて遠い」中国語。なぜアメリカは“美国”なのか? 過去形がないのに、過去をどう語る? 7ヶ国語に精通した研究者が、ふとした疑問から文化や思想までをも解き明かす。初心者から上級者まで新しい発見がある、目からウロコのおもしろ語学エッセイ。※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 -
ノーベル文学賞を読む ガルシア=マルケスからカズオ・イシグロまで
ノーベル文学賞受賞から、ベストセラーはカズオ・イシグロ一色に。しかし、受賞作のうち何作読んだことがあるだろう? 古今東西の受賞作を読み直し、多様な作品たちの「面白さ」を作る仕掛けに迫る! 〈目次〉 はじめに ノーベル文学賞を読むということ 一九八〇年代 一 章 めくるめく勘違い小説『眩暈』 エリアス・カネッティ 二 章 ラテンアメリカと魔術的リアリズム ガブリエル・ガルシア=マルケス 三 章 アラビア語圏のリアリズム ナギーブ・マフフーズ 一九九〇年代 四 章 「黒人」「女性」作家 ト二・モリスン 五 章 「情けないオレ語り」と日本文学 大江健三郎 二〇〇〇年代 六 章 中国語としての表現の追求 高行健 七 章 ワールドワイドで胡散臭い語り V・S・ナイポール 八 章 「他者」と暴力の寓話 J・M・クッツェー 九 章 非非西洋としてのトルコ オルハン・パムク 十 章 共産主義体制下の静かな絶叫 ヘルタ・ミュラー 二〇一〇年代 十一章 ペルー、あるいは梁山泊 マリオ・バルガス=リョサ 十二章 中国版「魔術的リアリズム」 莫言 十三章 信頼できない語り手 カズオ・イシグロ 終わりに 主要参考文献 受賞者の出身国 索引 -
東方選書
中国語をまるっと解説! 基本文法、語彙、品詞から、「連続構造」、「流水文」まで、中国語の特徴を概説。「日中の連体修飾語の違い」など英語や日本語文法との比較によって視点を拡げ、「存現文の「主語」は何か」「場所を表すのに“在”が出てこないこと」など、学習中に気になるものの、学習書にはそれほど解説のない事項を多く取り上げる。 個別テーマの先行研究などを紹介する「読書案内」も充実。 学習の疑問点の解消に、中国語文法の復習に、研究のヒントに、あらゆる場面で役立つ1冊。 【目次】 第一章 基本文法 第二章 語彙 第三章 中国語の品詞と文成分 第四章 中国語における主語、主題、目的語 第五章 連動文と前置詞 第六章 中国語の時間表現 第七章 現代中国語の“是” 第八章 連体修飾と“的” 第九章 中国語の「一つの文」と「流水文」 第十章 流動する叙述と修辞構造 【著者】 橋本陽介 1982年埼玉県生まれ。慶應義塾志木高等学校卒業。慶應義塾大学大学院文学研究科中国文学専攻博士課程単位取得。博士(文学)。専門は、中国語を中心とした文体論、テクスト言語学。現在、お茶の水女子大学基幹研究院准教授。著書に『越境する小説文体 意識の流れ、魔術的リアリズム、ブラックユーモア』(水声社、2017年)、『物語論 基礎と応用』(講談社選書メチエ、2017年)、『中国語実況講義』(東方書店、2020年)、『「文」とは何か 愉しい日本語文法のはなし』(光文社新書、2020年)などがある。 -
言文学原論I 人文学からの生成文法
古典文学や外国文学の研究では、必然的に言語の分析が基礎作業となる。また、過去の言語を研究する際、文学作品が素材として多くなるのは必然である。しかし、現代の言語学は一部でレトリックや文体の研究が行われているが文学研究から乖離しており、文学研究のほうも現代言語学の成果はほとんど参照していない。両者は「ディシプリン」が異なるからである。 ディシプリンは「言語学」と呼ばれる分野の中でも異なる。生成文法や認知言語学のような理論言語学をはじめとするディシプリンがあり、それぞれ言語についての見方、「言語をどのようなものとしてみるか」は異なっている。研究者は確立された学問分野のディシプリンから出ようとせず、自らの拠って立つディシプリンを疑い、根本から覆そうとはしない。だが、所与のディシプリンを疑わないことは、すでにある研究と類似の研究を追加することを意味する。 以上の認識のもと、著者は新しい「言文学」の誕生を宣言する。その「原論」を提示する三部作の第一作となる本書は、ノーム・チョムスキーが創始した「生成文法」を取り上げ、批判的に検討する。続く第二作では「認知言語学」を、第三作では「文」の問題が主題とされる予定である。 学問領域の細分化が進む趨勢に抗う著者渾身のプロジェクト、ここに始動。 [本書の内容] 序 説 第一章 生成文法を理解する チョムスキーはなぜ難読か/初期理論『統辞構造論』/『文法理論の諸相』と標準理論/「名詞化管見」とXバー理論/改訂拡大標準理論と痕跡理論/『統率・束縛理論』/障壁理論/ミニマリストプログラム/生成文法への違和感/ボトムアップからブリコラージュ言語観へ 第二章 生成文法の脱構築と再構築 二項対立図式とロゴス中心主義/言語能力の生得説と言語獲得/観察的妥当性、記述的妥当性、説明的妥当性/子供の言語獲得とプラトンの問題/5 言語能力と言語運用/I言語とE言語、自然科学/深層構造と表層構造/思考とコミュニケーション/列、計算、コンピュータ…… 第三章 生成文法を解釈する 項構造、VP、IP、CP/Xバー理論から最小句構造へ/格/二項枝分かれ構造と与格構造/縮約的文法とvP/名詞句と副詞、付加詞/外置変形、副詞の移動、重名詞句転位と日本語の語順/PROと痕跡/wh移動/作用域とLF移動/D構造の廃止とミニマリストプログラムのモデル…… 第四章 英語中心主義 項構造文法の限界/日本語の「主語」概念と尊敬語化/proは存在しない/非能格と非対格を巡って/束縛原理は原理ではない/IPとSOV仮説/Fukui 1986の相対化X′理論/「かきまぜ」は「かきまぜ」ではない/数量詞の「数詞+類別詞」部分について/whの「非顕在的移動」とは何か……