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-江戸川乱歩の傑作短編小説「押絵と旅する男」「防空壕」「赤い部屋」「目羅博士」をホラー漫画界の女王、犬木加奈子が見事に描く!全編、目羅博士(めらはかせ)目線で物語は進んでいく斬新な切り口での渾身の一冊!待望の単行本未発表作品が電子書籍でついに登場!!一見すると40歳前後、しかしよく見ると60歳以上の老人にも見える男が、大切そうに絵を立てかけ、なにやらつぶやいている。その老紳士は押し絵とともに旅しており、景色を見せていたのだと言う。彼から見せてもらったその押絵はあまりにも奇妙で…(1巻収録作「押し絵と旅する男」より)空襲警報が鳴り響き、街はあっという間に静まりかえる。遠くでは高射砲の音が聞こえてきて、それがだんだん近くに移動してくる。立ち止まり空を見上げてみると、恐怖とは別にたまらない美しさを感じていた。東京大空襲のさなか、防空壕での極限状態の愛とは…(2巻収録作「防空壕」より)
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3.8江戸川乱歩のいわくつきの未完作「悪霊」 デビュー百年を越え、いま明かされる、犯人・蔵の密室・謎の記号の正体。 そして、なぜ本作が、未完となったのか―― 乱歩の中絶作を、芦辺拓が書き継ぎ完結させる! そのうえ、物語は更なる仕掛けへ……。 1923年(大正12年)に「二銭銅貨」でデビューし、探偵小説という最先端の文学を日本の風土と言語空間に着地させた江戸川乱歩。満を持して1933年(昭和8年)に鳴り物入りで連載スタートした「悪霊」は、これまでの彼の作品と同様、傑作となるはずだった。 謎めいた犯罪記録の手紙を著者らしき人物が手に入れ、そこで語られるのは、美しき未亡人が不可思議な血痕をまとった凄惨な遺体となって蔵の2階で発見された密室殺人、現場で見つかった不可解な記号、怪しげな人物ばかりの降霊会の集い、そして新たに「又一人美しい人が死ぬ」という予告……。 期待満載で幕を開けたこの作品はしかし、連載3回ののち2度の休載を挟み、乱歩の「作者としての無力を告白」したお手上げ宣言で途絶した。 本書は、『大鞠家殺人事件』で日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞を受賞した芦辺拓が、乱歩がぶちあげた謎を全て解き明かすと同時に、なぜ「悪霊」が未完になったかをも構築する超弩級ミステリである。 【電子版特典】 「芦辺拓+江戸川乱歩特別対談 ~「悪霊」の九十年ぶり完結を記念して~」 (※芦辺拓書き下ろし)
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4.0乱歩の心に映る執着と愛着、強迫的な思念、どこかへと惹かれてゆく心の有様……。 江戸川乱歩没後60年。その作品から、詩人のように一瞬の輝きを掬い取った、名場面をピックアップ。 「夢遊」「恐怖」「人形」「残虐」「身体」「錯視」「浅草」の七つの切り口で、作品を精選。乱歩の神髄・魅力を凝縮した一冊。 *編者より―― 「心象」は宮沢賢治が『春と修羅』を「心象スケッチ」と呼んだその「心象」です。乱歩の心に映るもやもやした執着の数々が、ときに見事な短篇小説としてときに長篇小説の一場面としてあるいは随筆として具象化され語られたもの、という意味で考えました。 それら自体は詩ではありませんが敢えて詩を読むように非物語的高潮に焦点をあててみるという意味でもあります。
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4.0
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-おとなしくて地味な主人公・静香は、自由に恋愛を楽しんでいる親友であり同僚の優美に 合コンに誘われました。しかし、静香は大学時代、同じサークルだった先輩・翔に 今も片思い中だからと、誘いを断ります。 優美は静香の恋を応援する体で翔に近づきますが、なんと二人は恋仲に……。 翔は超イケメンで、大学卒業後は一流企業に就職、年収は2000万円以上。 まさに、優美が追い求める理想の男性だったのです。 静香は翔への思いを断ち切り、幸せそうな二人を見守っていたつもりでしたが 事態はあらぬ方に展開し、大どんでん返しが待っていったのでした。
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-おとなしくて地味な主人公・静香は、自由に恋愛を楽しんでいる親友であり同僚の優美に 合コンに誘われました。しかし、静香は大学時代、同じサークルだった先輩・翔に 今も片思い中だからと、誘いを断ります。 優美は静香の恋を応援する体で翔に近づきますが、なんと二人は恋仲に……。 翔は超イケメンで、大学卒業後は一流企業に就職、年収は2000万円以上。 まさに、優美が追い求める理想の男性だったのです。 静香は翔への思いを断ち切り、幸せそうな二人を見守っていたつもりでしたが 事態はあらぬ方に展開し、大どんでん返しが待っていったのでした。
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5.0
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-「サドだけど、まさかの純愛!?」 SMにおけるサディズムの語源にもなった、ポルノ小説の第一人者マルキ・ド・サドの原作をレディコミの女王・森園みるくがコミカライズ! 幸せな結婚を待っている姫の美しい肉体を、淫蕩な舅が狙う! ※この作品は「まんがグリム童話 姫君は肉奴隷~サドの発禁文学~」に収録されております。重複購入にご注意下さい。
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4.9
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-オレの理想はベルベットの肌だ!…滑らかな素肌に異常な執着を示す美貌のキュレーター・天野馨。とある宝飾展で美貌の少女・沙耶華に魅入られた天野は、彼女を闇のオークションに商品として出展することを画策する。彼女の肌が宝石で彩られる時、狂気の赤いダイヤを巡る悲劇が幕を開けた──! 表題作「ヴェルヴェット」ほか、全3編収録!
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