ブロンズ
レビュアー
  • ネオ・ゼロ
    購入済み

    男たちの戦いの物語

    実のところ、30年位前の話になってしまうので、今はもう時代遅れの話と言ってもいいかもしれない。
    でも、空戦の迫力や、今は実在しているメカニックなどが登場するのを見ると、既に何十回も読んでいて、ストーリーも文章も、男たちの顔も覚えているのに、やっぱり夢中になって読んでしまう、そんな物語。

    「ネオゼロ」は、4部作の2作目。第一作の「ゼロと呼ばれた男」と、30年以上前熊本の本屋で見つけたときの瞬間は今でも忘れていない。
    正直、今の時代からすれば、さっきも書いたように時代遅れだけれど、男同士の熱い戦い、人間関係は、最初に読んだ時より歳を取った分だけ味わい深く感じる。
    もし、第一作目を未読の方がいたら、それを読んでからこちらを読み直してほしい。そして、後半の2冊も読んで欲しいと思う。
    主役のジークはもちろんのこと、ほんの端役の人々のことも長く印象に残る本だと思っている。
    今の、AIなどの技術が進歩した時代から、30年前を振り返っても、やはり人間ドラマが1番だと思う。そんな小説でした。

    #深い #カッコいい #憧れる

    1
    2026年07月16日
  • ゼロと呼ばれた男
    購入済み

    空自時代のジークの話

    他の方が書いているように、「ゼロ」シリーズのエピソードゼロに当たる作品。
    20年前、文庫本化された時、本屋で見つけて鳴海章にはまった作品です。
    懐かしのファントムが出てきて空を舞い、ソビエト機とのせめぎ合い、アメリカの謀略が絡み合って、ドキドキしながら読み、最後のシーンを読んだ時、しばらく動けなかったことを思い出します。

    専門用語が多いので、少しとっつきにくく感じる人も多いと思いますが、それに慣れてくると、「ちょこっとその手の話を書いてみようか」という感じの小説家の作品が薄っぺらくつまらなくなるほどの濃厚さです。

    ちょっとしたロマンスも薬味でしかなく、男同士の戦いが空で繰り広げられていう様は、ここだけにしかない世界です。



    できれば、4部作最後まで読んでいただきたい。
    「ファイナルゼロ」の結末、エピローグの最後のシーンでも、同じ感動を味わえると思います。
    那須野治朗、ジロウという響きがゼロに似ているので零戦のコードネームと同じ「ジーク」と呼ばれた男。

    #ドキドキハラハラ #カッコいい

    1
    2026年06月10日
  • めぞん一刻〔新装版〕 13
    購入済み

    こうなるとわかってはいたけど

    三鷹くん、、、切ないよね。

    0
    2020年01月10日
  • ヨーソロー!! ―宜シク候―(1)

    女性の作者にしては

    こういう飛行機や帝国海軍の軍艦をきちんとかけているとは思います。
    だけど、松本零士や、新谷かおるのような鉄の重厚感はまるで感じられません。
    擬音がひらがなで、しかもペンで「ざぱ〜ん」なんて書いてある時点で、コメディーにしか見えない。
    コメディーなんですか? それなら何の問題もないですが。

    ついでに言えば、3巻の表紙の敬礼は、どう見ても陸式です。
    こんな敬礼をしていたら間違いなく鉄拳修正されます。
    読む気が失せました。

    0
    2019年06月29日
  • 空母いぶき 1
    購入済み

    ストーリーが面白いのだけど

    主役の「いぶき」の絵が変。
    妙に艦橋が大きかったり、縦横の比率が小さかったり。
    キャラクターの顔のバリエーションも例によって(?)あまり多くないのもいただけない。
    空母の艦首は、書くのが難しいと思うけど、どうもきれいなラインが出ている絵がないのが気になる。

    ついでに言えば、「沈黙の艦隊」も、「ジパング」も、最後のほうはキャラクター同士の論理のデスマッチが主流になって、初期の頃の話とは全然違うようになってしまった。
    2度あるコトが3度ないことを願うばかりだ。

    4
    2016年02月03日
  • 零戦少年

    零戦少年

    少年・青年マンガ
    4.6
    (8)
    購入済み

    何も飾りのない1人の人の人生

    戦争のことも零戦のこともまるで知らない孫が、軍人だったおじいちゃんから聞いた話をまとめたもの。
    僕のように、海軍のことを若い時から読んできた人からすれば大した話じゃないと思うかもしれない。
    けど、たった1人の海軍軍人の、海軍軍人として生きた数年間の記憶をまとめたもの。
    おじいちゃんが孫に話したことだからいろんな取材をしてまとめたものや、昔の軍人経験者が書いたもののようなリアルさはないかもしれないけど、かえってこのおじいちゃんの人生を読者にとってにしかないものにしているような気がしてならない。
    もしあなたのおじいちゃんおばあちゃんが健在なら、戦争があったときの話を聞いてみて欲しい。
    今の僕たちと全く違う人生を生きていた人たちの心が少しだけでも身近に感じられるはず。

    1
    2015年12月10日
  • 紅の戦艦

    紅の戦艦

    少年・青年マンガ
    2.0
    (3)
    ネタバレ 購入済み

    作者の独りよがりに見える

    立ち読みで結構面白いと思ったので購入してみたけど、だんだんしょうもなくなってきた。
    作者の趣味丸出しで、プロレスラーの名前と顔のついた艦長たちや、ふざけた名前のイージス艦(実在の艦の名前のもじり)が登場するのを見てはっきり言って気分が悪くなった。

    プロットは面白いと思うけれど、もう少し自分の趣味は出さないほうがいいと思う。
    大和も、もちろんプロなのだから一応まともに見えるけど、「大和ミュージアム」で10分の1大和を何年も見ている自分からすれば、描き方やバランスが明らかにおかしいところが多々あった。
    あんなラストにするのなら、もう少しキャラクター設定や、大和を含めメカニックの書き方を考えるべきだと思う。こんな内容では大和や海上自衛隊を馬鹿にしているのかリスペクトしているのかわからない。

    3
    2014年05月09日