こば丼さんのレビュー一覧
レビュアー
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ネオ・ゼロ
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購入済み
購入済み男たちの戦いの物語
実のところ、30年位前の話になってしまうので、今はもう時代遅れの話と言ってもいいかもしれない。
でも、空戦の迫力や、今は実在しているメカニックなどが登場するのを見ると、既に何十回も読んでいて、ストーリーも文章も、男たちの顔も覚えているのに、やっぱり夢中になって読んでしまう、そんな物語。
「ネオゼロ」は、4部作の2作目。第一作の「ゼロと呼ばれた男」と、30年以上前熊本の本屋で見つけたときの瞬間は今でも忘れていない。
正直、今の時代からすれば、さっきも書いたように時代遅れだけれど、男同士の熱い戦い、人間関係は、最初に読んだ時より歳を取った分だけ味わい深く感じる。
もし、第一作目を未読の方がいたら、それを読んでからこちらを読み直してほしい。そして、後半の2冊も読んで欲しいと思う。
主役のジークはもちろんのこと、ほんの端役の人々のことも長く印象に残る本だと思っている。
今の、AIなどの技術が進歩した時代から、30年前を振り返っても、やはり人間ドラマが1番だと思う。そんな小説でした。 -
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ゼロと呼ばれた男
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購入済み
購入済み空自時代のジークの話
他の方が書いているように、「ゼロ」シリーズのエピソードゼロに当たる作品。
20年前、文庫本化された時、本屋で見つけて鳴海章にはまった作品です。
懐かしのファントムが出てきて空を舞い、ソビエト機とのせめぎ合い、アメリカの謀略が絡み合って、ドキドキしながら読み、最後のシーンを読んだ時、しばらく動けなかったことを思い出します。
専門用語が多いので、少しとっつきにくく感じる人も多いと思いますが、それに慣れてくると、「ちょこっとその手の話を書いてみようか」という感じの小説家の作品が薄っぺらくつまらなくなるほどの濃厚さです。
ちょっとしたロマンスも薬味でしかなく、男同士の戦いが空で繰り広げられていう様は、ここだけにしかない世界です。
できれば、4部作最後まで読んでいただきたい。
「ファイナルゼロ」の結末、エピローグの最後のシーンでも、同じ感動を味わえると思います。
那須野治朗、ジロウという響きがゼロに似ているので零戦のコードネームと同じ「ジーク」と呼ばれた男。
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購入済み
何も飾りのない1人の人の人生
戦争のことも零戦のこともまるで知らない孫が、軍人だったおじいちゃんから聞いた話をまとめたもの。
僕のように、海軍のことを若い時から読んできた人からすれば大した話じゃないと思うかもしれない。
けど、たった1人の海軍軍人の、海軍軍人として生きた数年間の記憶をまとめたもの。
おじいちゃんが孫に話したことだからいろんな取材をしてまとめたものや、昔の軍人経験者が書いたもののようなリアルさはないかもしれないけど、かえってこのおじいちゃんの人生を読者にとってにしかないものにしているような気がしてならない。
もしあなたのおじいちゃんおばあちゃんが健在なら、戦争があったときの話を聞いてみて欲しい。
今の僕たちと全く違う人生を生きていた人たちの心が少しだけでも身近に感じられるはず。 -
ネタバレ 購入済み
作者の独りよがりに見える
立ち読みで結構面白いと思ったので購入してみたけど、だんだんしょうもなくなってきた。
作者の趣味丸出しで、プロレスラーの名前と顔のついた艦長たちや、ふざけた名前のイージス艦(実在の艦の名前のもじり)が登場するのを見てはっきり言って気分が悪くなった。
プロットは面白いと思うけれど、もう少し自分の趣味は出さないほうがいいと思う。
大和も、もちろんプロなのだから一応まともに見えるけど、「大和ミュージアム」で10分の1大和を何年も見ている自分からすれば、描き方やバランスが明らかにおかしいところが多々あった。
あんなラストにするのなら、もう少しキャラクター設定や、大和を含めメカニックの書き方を考えるべきだと思う。こんな内容では大和や海上自衛隊を馬鹿にしているのかリスペクトしているのかわからない。