名称未設定さんのレビュー一覧
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ついに一区切り
人間と竜人の恋物語が一区切りなのか、はたまた潤と可畏の物語が一区切りなのか。
しかし大団円でした。ここまで一気に読みました。
人間同士のカップルでないことを常に念頭に置いておかないと心が置いていかれました。ツァーリの子供を孕ってしまった潤が半竜人であり、恐竜は一妻多夫だということを再確認いたしました。
むしろ、そうしたことでここまで余すことなく設定を活かしている犬飼のの先生には脱帽です。すごいです。
良いことだけじゃない、人間の習性、竜人の習性がきちっと描かれてかつ、互いに譲れないところもありつつ寄り添い歩み寄る姿が本当に素晴らしかったです。 -
優しい攻め
前作よりバリタチということは分かっていたのでグイグイいく攻めなのかと勝手に思い込んでいました。
とっても優しいオネエの攻めでした。相手がノンケでありながらも最初から抵抗もなく、娘もバーのオネエ方に懐いていてあったかい作品でした。
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きっかけが
攻めである拓也が受けの蓮に一目惚れして他に手つけられたくないと囲うのですが、その一目惚れについての経緯をもう少し掘り下げて欲しかった。(拓也の面倒見の良さという性格からくるものであればやや動機が薄いような)
Dom/Subユニバースとしてはえっちシーンはあるものの、あまり激しくないので読みやすいかな?とも思いました。隠語表現が個人的に読みやすかったですし、剃毛プレイ大好きなのでにっこりしました。
蓮がSubに目覚めたばかりとのことでコマンドに対する羞恥からのイヤイヤが多々見受けられ、まぁそこは性格差であったりDom/Subに対する認識の問題でもあるのなと思いました。