あらすじ
4巻電子版は、尾羊英先生描き下ろし漫画(1p)&中村颯希先生の書き下ろしSS(6p)付きでお届け!! SSは、第二幕の前日譚となるスペシャルストーリーです♪ 【あらすじ】―――病に倒れた皇后。その原因が朱貴妃の呪いだと気が付いた玲琳は、入れ替わりを解消すべく慧月と共に蔵へと戻る。『呪いには、呪いを。』朱貴妃がかけた呪いに蟲毒をぶつけると決め、共に刃を握った二人の前に現れたのは――! 初めての入れ替わりの結末は…!? 第一幕終結の第4巻!! 【コミックスかきおろし】コミックスでしか読めない描きおろし漫画は、特別編「弓を競いて」をコミカライズ!! さらに中村颯希先生書きおろしSS「弓」が収録! 皇后・絹秀と玲琳の間に交わされた密やかな言葉と決意とは…。弓尽くしの4巻をご堪能ください!!
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詠国の後宮内では、雛宮に五家の子女を集め、現在の妃を後見に淑女教育を授けて、次代の皇后と四夫人を育成している。東領・藍家の芳春、西領・金家の清佳、北領・玄家の歌吹、南領・朱家の慧月、そして直轄領・黄家の玲琳は、皇太子である尭明の妃となるべく、競い合っているが、中でも黄玲琳は、病弱であるにもかかわらず、整った容姿に優雅な佇まい、刺繡も詩も舞も非の打ち所がなく、慈愛に満ち、そして現皇后の姪かつ皇太子の従妹でもあり、「殿下の胡蝶」と呼ばれて他家の女官からさえも憧れられている。
乞巧節の夜、ほうき星が流れた一瞬に高楼で朱慧月から突き飛ばされた黄玲琳は、気づくと牢におり、自分の筆頭女官である冬雪から「玲琳様を傷付けたその罪 命をもって贖いませ 朱慧月様」と責められる。朱慧月と言えば、無能無才で卑屈な「雛宮のどぶネズミ」と呼ばれる嫌われ者。あの高楼で入れ替わったのだと気づく玲琳だが、説明しようとする言葉は声にできず、どうやら誰にもわかってもらえない。しかし、病弱な己と常に闘ってきた玲琳は、ふつうの雛女には想像もできないような鋼の精神の持ち主なのだった…玲琳の鋼の精神が慧月の頑丈な身体に宿ったとき、いったい何が起こるのか…!?
本作は、大人気ラノベのコミカライズ。非常に美しい絵でコミックになった分、シリアスとコミカルのバランスが絶妙です! 慧月のどうしてそこまでと思うような卑屈さ、まわりの人々の思い込み、そして皇后世代のしがらみを、玲琳のビックリするような前向きさがガンガンひっかき回していく様をお楽しみください。お話の中で描かれる、玲琳の前向きさが構築されていった理由やさまざまな立場のさまざまな想い、そして熱い友情(?)もお見逃しなく。そして、入れ替わっているときといないときの描き分けもすごいので必見です!!
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Posted by ブクログ
莉莉も言ってたけどまさかこんなにまるく収まるとは…
慧月は前より美人になったし玲琳はちょっと元気になった?
ところで鷲官長が玲琳を狙っているようですが個人的にはお従兄様を応援していますのでがんばれお従兄様
余話では完全勝利でしたねお従兄様
凄く面白い!!
無料単話8巻読んではまってしまい、コミック版を購入して一気に読んでしまいました!!
後宮もの、道術、入れ替わり、蠱毒の呪い、龍気を纏う皇太子、木火土金水五行の世界…と好きなエッセンスがたくさんあり楽しい!!
何よりヒロインの玲琳の虚弱な体質に根性が凄く人たらし設定にやられてしまった〜笑笑
続きを読みたくて単話版を買ってしまうかも〜
一件落着
でも続くらしい。皇后と朱貴妃の悲しいボタンの掛け違いって感じでツラい。元はと言えば金家の女狐のせい。朱貴妃かわいそう。皇后も引き続き恐いな。官吏になりたかったのに妹が虚弱で自分が雛宮に来ることになったのを恨んでそう。
まるくおさまる
怒涛の展開でしたがまるくおさまりましたね。玲琳と慧月も友達に皇后と朱貴妃のわだかまりもとけてホッとしたのに皇后の闇が...次回も波乱の展開のようで気になります。
ぷぷっと
原作小説を読んで先を知っている分、おまけ小説に思わずぷぷっと吹き出してしまった。
それでも愛らしい玲琳と愛らしくはないけれど愛すべきキャラの彗月に、これから先の諸々を思って笑い、寂寥感を抱かずにいられない
匿名
ラストで玲琳が「守りたいもののためなら、わたくし、これからはどんな手段も使いましょう。 …あら?これって悪女では?」と言っているけど、そんな「悪女」なら私もそうありたいと思いました。
おや…?
無事に皇后陛下とがびさんが仲直りすることが出来て、れいりんもちゃんと自分の体に戻れてよかった!ってなったのですが、皇后陛下がちょっと怪しい感じで終わったので、…え?wってなりましたw
第1幕が終わって、また新しいストーリーが始まるのでとても楽しみです☺️
匿名
続くのが嬉しい
4巻で完結かと思ったけど、5巻に続くとの事で嬉しい!入れ替わりも今後も度々行うとのことで、可愛らしい2人が楽しめる
外野からの言葉を鵜呑みにしてしまった故に何年も恨み苦しんでいたと思うと…悲しい…最初から腹割って話せていたらこんな結果にはならなかったかもしれないのに。
最高でした。
スピード感あって読みやすいし前巻から気になっていたので一気に読みました。
玲琳ちゃん強すぎて最高ですね……
皇后と貴妃は、どこかでちゃんと話ができる機会があれば、違う展開になったんだろうなあ……と、ちょっと泣けました。
お話は続くようですし、次巻以降も楽しみです。
メンタル強いヒロイン
玲琳の魅力が半端ない。
敵も味方も取り込んでいく姿が、美しいです。
たくましい!
次の第二部はもっと波乱な展開になるみたいなので楽しみだ。
Posted by ブクログ
雑誌「コミックZERO-SUM」で連載されている尾羊英(コミック)、中村颯希 (原作)、ゆき哉(キャラクター原案)による「ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~」の第4巻です。アニメ化が決定。朱慧月が黄玲琳を魂を入れ替える術を使ったことに端を発する後宮舞台の中華ファンタジー。玲琳と慧月が一緒に戦うのは熱くなりました。仲違いした絹秀と雅媚も元通りではないけど和解できたようで良かった。一方で玲琳と絹秀が不穏。タイトルの「ふつつかな悪女」をきちんと回収。カバー裏も良かった。次巻からは新章。
匿名
第一幕終了
今回で第一幕終了でした。
落ち着くべき所に落ち着いた?
落ち着いたのか?
まあ、ともかく面白かったです。
しかし、不穏な所も…
次巻はどうなるのか……
ヒロインが良い
黄家の女はダメ男に弱い、という個性に笑ってしまったけど、それ以上に慧月のような女をかわいい、と思っているらしいヒロインはヒロインというより懐がでかいタイプのヒーローに見える。要は感性が女というより男。それだからか、どんなに持ち上げるヒロインすげぇの描写をされても鼻につくことなく応援できる気がする。キャラに嫌みがないのは大事だなあ。