あらすじ
莉莉を脅迫したのが金家の女官と知るやいなや、落とし前をつけに行こうとする玲琳。しかし、自ら簪を返しに行った莉莉の前に、約束の時間になっても金家の女官・雅容は現れなかった。玲琳は豊穣の舞を披露する『中元節の儀』で、主である金 清佳を直接問い詰めることにするが――？ 様々な思惑が交錯する波乱の第2巻!! コミックスでしか読めないかきおろしも盛りだくさん!! ◆描きおろし漫画 冬雪と玲琳の出会いを描いたエピソードをコミカライズに!! ◆中村颯希先生書きおろしSS 莉莉の母との思い出が描かれます!!
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詠国の後宮内では、雛宮に五家の子女を集め、現在の妃を後見に淑女教育を授けて、次代の皇后と四夫人を育成している。東領・藍家の芳春、西領・金家の清佳、北領・玄家の歌吹、南領・朱家の慧月、そして直轄領・黄家の玲琳は、皇太子である尭明の妃となるべく、競い合っているが、中でも黄玲琳は、病弱であるにもかかわらず、整った容姿に優雅な佇まい、刺繡も詩も舞も非の打ち所がなく、慈愛に満ち、そして現皇后の姪かつ皇太子の従妹でもあり、「殿下の胡蝶」と呼ばれて他家の女官からさえも憧れられている。
乞巧節の夜、ほうき星が流れた一瞬に高楼で朱慧月から突き飛ばされた黄玲琳は、気づくと牢におり、自分の筆頭女官である冬雪から「玲琳様を傷付けたその罪 命をもって贖いませ 朱慧月様」と責められる。朱慧月と言えば、無能無才で卑屈な「雛宮のどぶネズミ」と呼ばれる嫌われ者。あの高楼で入れ替わったのだと気づく玲琳だが、説明しようとする言葉は声にできず、どうやら誰にもわかってもらえない。しかし、病弱な己と常に闘ってきた玲琳は、ふつうの雛女には想像もできないような鋼の精神の持ち主なのだった…玲琳の鋼の精神が慧月の頑丈な身体に宿ったとき、いったい何が起こるのか…！？
本作は、大人気ラノベのコミカライズ。非常に美しい絵でコミックになった分、シリアスとコミカルのバランスが絶妙です！ 慧月のどうしてそこまでと思うような卑屈さ、まわりの人々の思い込み、そして皇后世代のしがらみを、玲琳のビックリするような前向きさがガンガンひっかき回していく様をお楽しみください。お話の中で描かれる、玲琳の前向きさが構築されていった理由やさまざまな立場のさまざまな想い、そして熱い友情(？)もお見逃しなく。そして、入れ替わっているときといないときの描き分けもすごいので必見です！！
感情タグBEST3
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続きが気になる
玲琳の強くて優しくてポジティブな性格が大好きです！玲琳の体に戻って欲しいような欲しくないような絶妙な気持ちになりました！続きとても楽しみにしています‼︎
面白いです❗おすすめ😊
入れ替わりの物語、発想が面白いです。絵もきれいで読みやすく、読後に嫌な気持ちにならないので、楽しみに読んでいます😊健気なヒメが今後どうなっていくのか、先が楽しみで早く読みたいです
かっこよすぎです
女官のために舞を行い
全員に見惚れさせる
胡旋舞、まじで映像化してほしいです。
主人公のマイペースさが絶妙で素晴らしい
ついに明かされる？！
え、気づいたの？続きが気になる！でも、慧月というより本当の黒幕いそうだよな。朱貴妃が一番腹黒そうな感じがするのですが、、、、早く次巻が読みたいです。
読んでいてスカッとする
変わらずのポジティブ思考と、今回は自分の仲間を想う気持ちが読んでいてスカッとしました。
芯がとても強い女性で惚れ惚れします。
入れ替わったままで幸せになってほしいような…戻った方が良いのか…今後の展開が楽しみ。
自分の女官を守り、周りをぎゃふんと言わせてしまう強さが堪らないです！
最後に元の女官が入れ替わりに気付いて、それからどうなるのか楽しみ！
前向き
そんな事まで前向きに捉えられるとは、凄いの一言です。
日常の当たり前過ぎて気付かない事やありがたみ、本当に見習わなければならない事が多すぎて夢中で一気に読み終えました。読んでいて気持ちの良い物語でした。続きが楽しみです。
１番のりは
ついに、ついに冬雪が気づいてくれた、というよりも気づいてしまった、感じか。１番に見抜くのは殿下であって欲しい気もしたけれどまぁ無理もないか・・。
見せ場の胡旋舞が素敵でした。映像化楽しみですねー。
意外と早い！！w
2巻終わりにして冬雪が入れ替わりのことに気づいて、意外と展開が早くてびっくりしました！w
れいりんの舞がめちゃ綺麗でわぁってなってるところにそんなことどうでもいいっていうくらいのれいりんの勢いがすごすぎて面白かったです。
展開楽しみ
玲琳に入れ替わった慧月は楽しく暮らせると思いきや、あまりに病弱な体に
苦しみ、玲琳は健康な体を得て慧月に感謝。復讐話ではないですね。
玲琳(実は慧月)が常にない重体となり、慧月(実は玲琳)が献身的な破魔行。
ついに玲琳の筆頭女官である冬雪が慧月の正体に気づきましたが、この先
どうなるか楽しみです。
めちゃくちゃカッコよかった
ほのぼの天然なところも、根性上等で人の話を聞かずに突っ走るところも、身内を何より大切に思う優しさ、そして、才能。れいりん様がかっこよすぎてどんどん好きになる
面白くてすぐに続きを買ってしまいました！玲林と莉莉がかわいくて元に戻らず平和に過ごしてほしくなってしまいますが、そうもいかなそうで続きが気になります…！
無敵すぎる…
虚弱だけど聡明で気遣いができて自分の女官を大切できる玲琳が健康な身体を手に入れてしまったらそれはもう、無敵としか言いようがない。
それに比べて自分ではなんの努力もしないでただ他人のモノを羨み妬むだけの慧月は、中身を入れ替えて仕舞えば誰からも愛されると勘違いする、典型的などうしようもない女。
一見か弱くて儚げな美姫の中身が実は逆境にもめげないド根性キャラというはちゃめちゃだけど目が離せない展開に、試読版を読んだ後即既刊を購入してしまった。
早く続きが読みたい！
面白い
悪女と入れ替わった人気者の怜琳、実はメンタルが強くて身体は弱かったもんだから、強い身体を手に入れて最強な善人に！
虐げられた侍女をとことん庇う姿もスカッとします。
読んでいて楽しいです。
最後泣けたー
れいりんさすがだわ…小さい頃から身体が弱いのを隠してきたんだね…
皆を心配させまいとして、ずーっとずーーーっと。
泣いてしまった(;_;)
スカッとしました
謹慎中とはいえ、イベントに参加して、金家の本性を暴き出した玲琳こと慧月。胡旋舞を見事にマスターし、皆から拍手喝采。普段の行いと粘り勝ち？もあるけど、見ていてスカッとしました（笑）一方の慧月こと玲琳は、チヤホヤしてもらえるのは嬉しい反面、病弱な身体に悩まされる羽目になったので、そこからどう成長するかが、楽しみです。
早く続きが読みたい
嫉妬されて体を入れ替えられた病弱主人公が、健康な体を手に入れて逞しく困難に立ち向かっていくお話
頭割が入れ替わりに気づくかとドキドキしながら読み進めてます。
早く続きが読みたい！
Posted by ブクログ
雑誌「コミックZERO-SUM」で連載されている尾羊英(コミック)、中村颯希 (原作)、ゆき哉(キャラクター原案)による「ふつつかな悪女ではございますが ～雛宮蝶鼠とりかえ伝～」の第2巻です。アニメ化が決定。朱慧月が黄玲琳を妬み魂を入れ替える術を使ったことに端を発する後宮を舞台にした中華ファンタジー。後宮のドロドロな描写もきちんとされているんだけど、玲琳がどこまでも明るくまっすぐなので痛快でカラッとした印象になっている。慧月も少しずつ変わってきている?さて、入れ替わりがバレてしまったけど、どうする?
シリーズ作品レビュー
