『SKET DANCE』、『彼方のアストラ』を描いた篠原健太先生のマジカルコメディ!
1話あたり20ページ前後で、ヒロイン・ニコちゃんの魔法を要として、物語が展開していきます。とにかく話がまとまっていて満足感がすごい! 特に、ギャグ回はこの作品の良さが顕著に出ており、1話の中でだれる場所がなく、オチへの着地がスムーズで素晴らしいです! さらに、ギャグ回と一口に言っても、お腹が痛くなるほど笑う回や、あるあるがおもしろい回、おもしろいけれどキャラクターが不憫で切なくなる回など様々な形の「おもしろい」が詰まっています!
話の構成、ネタの秀逸さを際立たせる「絵のうまさ」も忘れてはいけません。画力の幅が広い! ヤバい! マンガ家が描いたとは思えない破壊力のある絵も、ゲームのようなドット絵も、一昔前の少女マンガ風も、全部うまいし、それっぽいし、ありそう。
笑いたい方はもちろん、笑いたくない気持ちの方も、ぜひ読んでみてください!
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
鬼の少年と魔女の少女によるボーイミーツガール型コメディ漫画の第一巻である。
同居する若い二人、何も起きないはずがなく……とトラブルに次ぐトラブル展開で、読者の腹筋を壊しにかかる良質なパロディ・コメディである。
物語はファンタジーな出自への悩みと、一年以内に起こると予言された災いが軸になっている。
そこにボーイミーツガール(正確には再会だが)が重なり、物語像は正統派の少年漫画といった感じ。
だが、その印象をぶっ壊すほどのコメディが力強い一作である。
もう一話目からして凄いのだ。
僕にならないと「牛と虎が混じり合った何かよくわからない動物の姿」(P.16)に変えられる悲劇的な罰設定。
「勇敢な空き巣」(P.22)と勘違いされるヒロインの登場シーン。
生贄に捧げられるマグカップ。
紙吹雪のゲロをまき散らすヒロイン。
こんなもん語彙力すっ飛びますわ、としか言えないパワフルな一話である。
二話目以降もネタ満載で、パロネタも多く、終始腹筋が鍛えられる物語である。
これからにも期待大の一巻であった。文句なしに星五つで評価したい。
クラスメイトにも期待大である。
この二人がかすむようなクラスのメンツを揃えるの、すでにして反則感もあるというか。(笑)
匿名
1巻目!
前作スケダンがめちゃくちゃ面白かったから期待高めで購入!!ギャグセンスが相変わらず秀逸で買ってよかった!スケダン同様今後も楽しませてもらいます!
魔法コメディー
スケットダンスが好きだったので篠原先生の新作が出たので購入。
コメディー感がスケットダンスと似てとても面白い。スケットダンスが好きな人にはおすすめです。ここからどんな感じのお話になるか楽しみです。
表紙がラノベ系のラブコメっぽくて敬遠してたんですけど、いざ読んでみると中身はラブよりギャグがほとんどで、おもしろいし、めちゃめちゃ笑ってしまいました。
2巻の購入を検討します笑
残念魔女っ子
魔法自体はすごいのに、使う本人が調子のりのダメダメのせいでとんでもない状況を作り出してます。体がペラペラになったり、分身で体も頭脳も半分になったりと愉快です。