あらすじ
「王命だ。お前は黙って嫁いでくるほかない」
兄の犯した罪を償うため、辺境伯ギデオンの婚約者となったアナスタシア。困窮した伯爵家の管理だけに身を捧げてきた自分に、多くの女性と噂が絶えないギデオンが満足するはずない。事実、彼の冷ややかな態度に、この婚約はなかったことになるものと思っていたが――。「君を欲しがる俺を許してくれ」官能を直撃する甘い声で理性を蕩かされ、懇願するように快楽を埋め込まれる。甘美な誘惑に溺れていき…。愛の乞い方を知らなかった放蕩辺境伯が、気丈に生きてきた令嬢を包み込む、深き激愛。
※こちらは単話1～6話のセット版です。重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
ギデオンたまんねぇなおい。
惚れてないと言い切るギデオン。女性の扱いはお手の物と嘯くギデオン。いや完全に一目惚れの上、手のひらでコロッコロ転がされてるし(笑)
ヒロインの心の澱を浄化しあえて憎まれ役を買って出る、優しく傲慢で男気溢れたヒーローにこっちも惚れるわ。勝ち気で聡明なヒロインにも好感が持てるしお似合いの二人。
最後の最後まで油断ならないストーリーも最高でした。
匿名
すごく良き！
はじめての作家さんだったけど、多くのレビューの通りとても面白かった。会話もポンポン弾み、ストーリーも骨組みがしっかりしていて飽きさせない。ヒーロー、ヒロイン共にとても魅力的。これはオススメ作品です！
ギデオンかっこいい
作家さん買いです。
大満足の作品でした。
女たらしのギデオンが中学生みたいになる冒頭とか大変よかったです。
アナスタシアもとってもかっこよくて素敵でした。
終盤のちょっと政治的なところもどうするどうなるとハラハラして、続きがあれば…！と思う作品でした。
実に深いお話でした。
ヒロインとの出会いは最悪だけど、その後どんどんヒーローがカッコ良くなってく。色々な事件や謎も有って、ヒーローもヒロインも素敵で、二人の距離も近づいていって、物語に引き込まれました。
この物語の後どうなるのかなーというのは一番気になるところだけど、わからないのも想像する余地が有って良いかな。
寝る間を惜しんで
読みました。もう一気読み！
久しぶりにやめられない小説に出会いました。家系図が複雑なので叔父やら従兄弟やら何がなんだかちょっとわからなくなる時がありましたが。
ストーリーも起伏に富んで飽きさせないし王道と思われるところもちゃんとあって盛り沢山です。
溺愛・激愛が読みたい人にはオススメです。
匿名
心の奥底に沈めてた傷
「兄の代わりに伯爵家を支える責任」で立ちすくんできた、ヒロインの心の傷を暴き、それさえもすべて包み込むから。と恋う王弟かつ辺境伯のギデオン。（その前から溺愛はしてましたけど）
お互いにすべてを預けあえる、素適な夫婦になるでしょうね。
これは面白い！
公爵令息〜を読んで、こちらにもトライ。
こちらは文句なしに面白い！良作でした！
登場人物全て、悪役でさえも、しっかりと肉付けされています。
その為か、行動、思惑、事件等、違和感がないです。
突飛だったり、無理矢理だったり、陳腐だったりということがない、リアリティがあります。
伏線の回収も見事で、思わず唸りました。
不穏なラストもいい！
ご都合主義でないTL作品が読みたい方、お勧めします！
溺愛がよい
色男だったギデオンが、好きだと気づいてからの溺愛が良い！従者がギデオンは軍人だから気持ちを伝える大事さを知ってるっていう話をしていて、納得。
相手を尊重して、大切にする。だけど、嫌われ役もする。
そして美丈夫ときたもんだ。そら惚れるわ～
これはオススメ！
このヒロインの性格好きです。
古くからの名家の貴族の娘とはいえ、国王に対してハッキリ文句を言うところとか、王弟に平手打ちしちゃったりとか。癇癪を起こすという表現をしてるけど、納得いかない事をうやむやにしないところが、なかなか小気味良いです。
ヒーローのベタ惚れ具合も可愛い。
始めは素直になれなくて、ムスッとした態度をとったり、とても浮き名を流したモテ男とは思えない初々しさ。
嫉妬が激しいのも個人的には好きだけど、古くからヒロインに仕える家令のじいちゃんにまで嫉妬するとかどんだけ笑
ヒーローがヒロインの事を本当に大事に思ってくれていて、下手したら嫌われてしまいそうな事もヒロインのためを思って言葉にしてくれた所はグッと来ました。
いい男だなぁ。
最後のネタばらしには驚いた。
そんなに計算された展開だったとは思ってなかったので、全く予想してなくて読み応えありました。
ただ女性の尊厳をズタズタにされる話が所々あって、それは読んでてなんとも言えないツラい気持ちになりました。描写がある訳ではないので、星をマイナスする程ではないですけど。
タイトル通り！こんなの初めて！
勝ち気なアンジェリーナと王弟のギデオン。どちらもキラキラした魅力的なヒロインとヒーロー。否、この話の登場人物は個性が強い。中でも王様は仕掛け人として、イイ味出してるけど、最後の最後までえっ、そうなんだ！？と楽しめる。
ストーリーも山あり谷あり、激流あり。ジェットコースターに乗るが如く、次から次へとイベント、アクシデント、陰謀の渦へとダイブするのである。もー、へっとへっと、というのではなく、爽快な気分になるので不思議。画風もぴったり、ストーリーと相乗効果で言うことなし！素直に楽しかった！
激しいドラマ展開‼︎
アナスタシアの激しいまでの気性と真っ直ぐさが、放蕩者から本気の恋に落ちたギデオンに助けられて行くたびに惹かれていくのがドラマチックです。
しかし、王族の闇のまた濃い事！
王様にはかなりもやっとしましたが、若い2人が普通と思えない事件や事故を繰り返し乗り越えて行くのはかなりドラマチックで読み応え充分でした。
面白かった！
読み始めたら、あまりに面白く夢中になって一気に最後まで読んでしまった！気が強く、でも脆い部分も持ち合わす美しいヒロインと、豪胆で数々の浮名を流してきた美丈夫のヒーローが運命的に出逢い、真実の愛に目覚めたヒーローがヒロインに振り回される様はとてもキュンとしたなー。
ヒーローの兄である国王陛下とのやり取りでのヒーローの危うい腹黒さも堪らなかった！
あー、これで終わるのが惜しいくらい、登場人物がみんな魅力的だったから、続編とか出して欲しいな。
登場人物がみんな興味深い
主人公のアナスタシア、結婚相手に年の離れた弟で、辺境伯のギデオンを奨める王様とその妃。
アナスタシアの頼りなくて甲斐性のない兄と駆け落ちして一晩で連れ戻された公爵令嬢。
みんなとても魅力的に描かれていて、好きです。
