あらすじ
すれ違いを経て、まい子と鍵谷は少しずつ本音も伝えられるようになり、打ち解けていく。鍵谷の誕生日を祝うことを楽しみにするまい子。一方、夫に無視されていることを味園に告白した辻は、家族との生活を語り始める。極めて個人的な、そして普遍的な各々の心のさざめきに向き合う、現代の冒険譚。
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千里くんの自然な優しさ
まい子さんが料理が苦手なこと、お魚の種類に詳しくないことについて千里くんは決してバカにしたり、けなしたりはせず、自分も詳しくないよ、と言葉を添える自然な優しさに感動します…自分が出来ることを自慢したり偉ぶる考え自体がまったくないところがもう素晴らしい…。千里くんのお父さん、本当はカレーなんてなかったんですね…😭優しい…優しさって自然に受け継がれていくものなんだなと思いました…
きゅんして泣く。
新刊すごく楽しみにしてました!
鍵まいはとにかくかわいいんだけどお父さん登場してからの2人の空気がもうよすぎる!
そして鍵谷さんの父母の話が切なすぎる。
買ってよかった!続きも早く読みたい!
匿名
新刊待ってた!
鍵谷さんのお父さん、めちゃくちゃいい人。
この人に育てられて今の千里さんなんだなー。前半は辻󠄀ちゃんのダンナに憤慨し、後半はほのぼのからの涙。
また続きが待ち遠しい(涙)
匿名
わぁ
10巻!もよかったです!
読み始めてからもうここまできたのか!とびっくりしますw
これほんとに可愛い恋愛からベテランまであって読んでて楽しい
泣いた
後半の鍵屋父母の話が良かったです。お父さん、自分の息子が辛い過去を打ち明けられたこと、もう孤独ではなくなっていることを知り、その場で泣いてしまいそう(⁺二人への気遣い)で嘘ついて帰ったシーン以降、すごく泣けました。
親の
習慣や嗜好が自然と子供に伝播する。どの家庭にもあることだ。それがここでこんなふうに伏線になってて回収されるなんて…。些細だけど些細だから、余計に泣けてきた。子供はきっと自覚がない。親だって気づかない。それが受け継がれたものだと気付くのはきっと読者だけなのだ。
親から子への愛情があるからこそその習慣は子に繋がる。子は親を信頼するからこそ親と同じ習慣を身につける。言葉じゃない確かな繋がり。