【感想・ネタバレ】罪と罰 8巻のレビュー

あらすじ

“ひきこもり”と援交女子高生。接点のないはずの両者が出会ったとき、ある「計画」が動き出した……!ドストエフスキーの名作を原案に、現代の少年少女たちの抱える闇に迫る問題作。女子高生二人殺人の犯人となった主人公・裁(たち)弥勒(みろく)の元に、検事五位が最終決着をつけに…?そして首藤の魔手がエチカに迫る…!!

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Posted by ブクログ

普通に首藤がカッコイい巻。不安定な主人公がミジメになるレベル。で、そのカッコイい人が肩入れする理由が説明不足。

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2012年02月29日

Posted by ブクログ

エチカに罪を告白した弥勒でしたが、ふたたび首藤が近づき、彼のいる世界へと弥勒を導こうとします。弥勒は、自分がエチカの隣に立つことはできないと考え、一度は首藤の誘いに応じますが、けっきょくは彼のように非情を貫くことのできない自分自身に気づくことになります。そんな彼にエチカは、彼の罪を「取り返そう」と呼びかけます。

さらに五位検事も弥勒の家を訪ねてきます。御子柴の自供によってすでに事件は解決に向けての筋道が敷かれていましたが、五位はエチカと同じ罪を「取り返す」という言葉で弥勒を説得します。

弥勒の心の揺らぎとその帰結が描かれる巻です。ただ、首藤が弥勒の心をこれほどまでに揺さぶったエチカという存在に興味を抱いたことで、結末に至る前にもう一波乱がありそうな雰囲気が感じられます。

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2017年11月17日

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