【感想・ネタバレ】ねじまき鳥クロニクル―第2部 予言する鳥編―(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

「今はまちがった時間です。あなたは今ここにいてはいけないのです」しかし綿谷ノボルによってもたらされた深い切り傷のような痛みが僕を追いたてた。僕は手をのばして彼を押し退けた。「あなたのためです」と顔のない男は僕の背後から言った。「そこから先に進むと、もうあとに戻ることはできません。それでもいいのですか?」(本文より)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

妻クミコの失踪、義兄綿谷ノボルの選挙出馬、また主人公岡田亨の自宅付近の井戸での不思議な体験など、これまでの日常生活が徐々に一変している。井戸の水は相変わらず涸れているが、彼は井戸の中に入り、しばらくの間そこで過ごした。そんな中、岡田は夢と現実の境目が曖昧な時空間に佇む。その後も彼は不思議な出来事に遭遇し、ギリシャへの旅を誘われたが、彼は結局、自宅に留まり、妻の行方を追うという、これまでの村上春樹作品とは少し異なる展開を迎える。

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2025年04月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この作品だと叔父さんがそれにあたるかなと思うけど、自分でものを考えて主人公と接点を持つキャラクターの言葉がすごく刺さる。

家出されたり、閉じ込められたり、突き飛ばされたり、殴られたり、澱んだ展開がきつかったけど、最後あたりで少し救われた。必要とされていたんだと思うと勇気出るよね。よかった。

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2025年02月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【2026年8冊目】
妻が家を出ていったらしい。なんの心当たりもない僕は途方に暮れ、結果として井戸の底に座り込んだ。頭上に見える半月、見えなくなってからの真の闇。妻はどうして出ていってしまったのか、小さなショルダーバッグとクリーニング店から回収した衣服だけを持って。「僕の周りには女性が多すぎる」――ねじまき鳥クロニクル第二部。 

シンプルに可哀想って思いましたが、だからといって、「ちょっと考えごとしたいから井戸の底に下りるか」とはならないし、危機感がなさすぎる。なんで間宮中尉の話聞いた後にそんな決断できるんだ。

主人公から欠落しているものが、もともとだったのか、それとも加納姉妹の出現によって加速しているのか、誰にもわかりませんが、第二部の最後らへんに近づくにつれ、「もうここで終わってもいい気がするのに、第三部あるの?(ここからどうなるっての?)」という思いを抱くことになりました。

最後の最後で天啓!って感じで、「あ、確かに続くのね」とは思いましたが、どうなるんでしょう。奥さん帰ってくるのかなぁ、めちゃくちゃ帰ってこなさそう。

あと、やっぱり物語のほぼ冒頭からパスタ茹でてて「ま、また茹でとる!」ってなりました。あと、水質検査の結果、どうなりました?

初読:2012年11月12日以前

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2026年01月13日

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