あらすじ
僕、北山悟(30)は漫画家のアシスタント。妻の知花(32)は発達障害。ふたりの生活はいろんな問題があるものの、折り合いをつけながら、毎日を過ごしている。連載開始時から話題を集めた「発達障害」コミック待望の第1巻! 医療監修/四宮滋子(しのみやクリニック)【電子版限定特典】巻末におまけマンガ「知らなかった発達障害」を収録。
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知識が深まる
なんとなく知っていると思っていたが、読んでみると発達障害の人がいかに生き辛いかが分かる。また側で支える人の気持ちも分かり、とても為になる内容だった。
当事者の描くマンガ
作者コンビが概ねモデルになっているようで、1つのことに極端に集中して喋ったり、ふと興味が逸れたり等々、発達障害持ちの方々の特徴がよく出ています。
聴覚でも話が聞き取りにくかったり、お店でも服の並びが気になって全部直したら余計なことをしてしまって派遣先から解雇されたりと、やはり幼少時から生きづらさを抱えているようです。
上野公園で美術館に入っても学校を思い出すような絵画を見るとフラッシュバックもあるようです。
巻末の担当編集者メインのマンガも良かったです。
匿名
なるほどなぁ
凸凹さがすごくわかりやすくかかれています。
どっちの気持ちもわかる。
相手を受け入れるって、簡単そうで難しいですよね。こういう夫婦関係理想です。
Posted by ブクログ
一人じゃ生きられない女性と、ちゃんと生きていなかった男性という、互いに大したことない組み合わせで送るハートフルコメディですね。
当たり前のことなのですが、人間とは誰しも“完璧”には出来ていないもので、それを互いに理解し合える環境があるというだけでも大変恵まれているものです。
良い価値観を持った漫画だと思います。
一種のバリアフリー
発達障害の方には周りの人間の理解がないということが何よりのバリアになるということがよくわかりました
だからこそこういった漫画等のメディアで発信していくことは最も有効なバリアフリーになるのだろうなと
単純に漫画としてとても面白いので、学ぶためだとか為になるから考えずに気軽に読むのもありだと思います
センシティブなテーマの作品
発達障害をテーマにしたマンガで、デリケートな内容だけにすかっとした読後感ではありませんでした。自分に身近でないとなかなか理解できない病気ですが、このような作品にする事でこの病気に対する理解が深まると思います。