あらすじ
「私と一緒にサレンツァに向かっていただけないでしょうか?」
リーンの誘いを受け、砂漠の旅路に出たノール。
一行には『狩人兵団』副団長【迅雷】のシレーヌが加わった。
しかし砂漠地帯に入ってすぐに謎の盗賊団の襲撃が!
彼らの目的は、いったい…!?
新章「商業自治区編」、突入!
感情タグBEST3
tk
砂漠編が始まりましたが色々と新しいことが起こりそうでワクワクしますね。
作者はワクワク感を作るのが非常にウマいと思います。
ノール以外の視点の物語が多めな巻でしたが、楽しめました。
砂漠のオアシスで岩エビをゲットだぜ!の巻。
弓士シレーヌ姉さんがそんなシンデレラ起用だったとは…
おまけSSは、ブラックな魔道具研究所の社畜所員メリジェーヌさんによる伝説級モンスターの岩エビ(仮称)の美味しい利用法、と
王様の若気の至り迷宮攻略編、仲間を集めるのが強引でマイウェイ突き進みすぎ。
黒い剣(命名は王様)のスペックもちょびっと詳しく出ましたね。
次巻も楽しみ。
Posted by ブクログ
今回はサレンツァへ向かう旅が中心となり、新たな土地、新たな人々が登場して、シリーズの世界がまた一段と広がった印象。砂漠を舞台にした展開も新鮮で、これから何が起こるのかというワクワク感がある。
そして何より、ノールの「自分は普通の冒険者」という認識が相変わらず面白い(笑)。本人は困っている人を助けようと真面目に行動しているだけなのに、その一つ一つが周囲から見ると、とんでもない偉業になってしまう。この本人と周囲との認識のズレが、やっぱり『パリイ』の最大の魅力だと思う。
今回はノールだけでなく、リーンやイネス、シレーヌ、ロロたちの存在感も増していて、仲間同士のやり取りも楽しい。単なる「最強主人公の無双」ではなく、登場人物それぞれの事情や関係性が描かれることで、物語そのものに厚みが出てきた。
大きな戦いを一気に描くというより、次の物語へ向けて世界とキャラクターをじっくり広げていく巻という印象。ノールの規格外っぷりに笑いつつ、ここからサレンツァでどんな騒動を巻き起こすのか、続きがますます楽しみになった。