あらすじ
「御機嫌よう、本の賢者にその友人よ!」。派手な衣装に身を包んだ青髪の魔人・コバルトが嵐のように不思議な古書店『止まり木』の扉を開けた。店番をしていた名取司が、店主の亜門は奥の書庫にこもっている旨を伝えると、コバルトは困りだした。聞けば天使の風音を街で見かけたが、その動向が怪しいので一緒に調べたいという。半ば強引に連れ出された司はコバルトとともに、風音の張った結界の中に入っていく――。人気シリーズ待望の第四弾!!
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Posted by ブクログ
久しぶりにこのシリーズを読んだ気がする(実際、忘れている内容も結構あった)。異界に迷い込んだコバルトと司の掛け合いが結構好き。私もボドゲしたくなった。司の本に書き込みが増えて自分のやりたいことに気づくのは正直うらやましい。
Posted by ブクログ
喫茶止まり木の物語第4巻。コバルトと司の冒険譚「ツカサ・イン・アンダーグラウンド」はRPGの世界に一緒に入り込んだ感覚になれる描写で引き込まれた。第3話の青年と雪の精の恋の話は、亜門の過去に重なり切なくなったけれど、無事ハッピーエンドで終わり良かった。
ハッピーエンドに。
永遠の命が有るということは、とんでもなく長く苦しいことなのかもしれない。寿命の短い人間の恋人や友人達との別れが、数多く有っただろうから。本人が、それを望まなくなるくらい….….。
Posted by ブクログ
どう生きたいのか、どうしたいのかが明確であれば進むべき道が見えてくる。
今を過ごすことで精一杯になっていると、分かってはいても難しいですね。
誰の心にもいるハイドと、上手く折り合いを付けていければいいのになぁ……。
言葉にするって大切ですね。