【感想・ネタバレ】9歳のこころのじてんのレビュー

あらすじ

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この気持ち、どんなことばで表す?を学ぶ本。

韓国で出版され、アジア各国でも翻訳された
大ベストセラー。

9歳という感受性豊かな成長期には、
さまざまな気持ちが入り混ざった感情を経験し始めます。
その気持ちをきちんと自分のことばで表現できるようになることで、
こどもたちのこころはより豊かに成長すると言われます。

この本では、「楽しい」「悲しい」という基本的な気持ちを表すことばから、
「うらやましい」「もどかしい」というちょっと複雑な気持ちを表すことばまで、
74の表現をイラストと例文で紹介しています。

感情表現の語彙を増やして、自分の気持ち、相手の気持ち、どちらも思いやれる豊かな感情力を育てましょう。

※この作品はカラー版です。

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Posted by ブクログ

産経新聞の書評に載っていて興味を持った。コミュニケーションが上手くなるには自分の感情を上手に表現できる必要があって、自分自身や息子たちの感情表現のヒントになればいいなと思って読んだ。

この本の中に「うらめしい」という表現が出てくる。これは、「気に入らないことをほかの人や物のせいにしたり、いやだなと思ったりする」と説明されていた。

こういう感情になっているときに、その感情を「うらめしい」と自分で表現するだろうか。気に入らないことをほかの人や物のせいにしていると自覚しながら、「うらめしい」と。だから変だなと感じた。

その後、「ひねくれる」という表現も出てきた。これを見て思った。感情表現は、その場で自分の感情を表現するだけじゃなくて、後になって「あのとき感じたい感情は、●●だな」と振り返るときにも必要だと。

あのとき自分は、ひねくれてたんだ。
あのとき自分は、うらめしい気持ちになっていたんだ。

こうやって後から気持ちを整理できると、これからどうすればいいのかがわかるんじゃないかな。

韓国の方が書いた本で、それを翻訳したものなので、ちょっと違和感あるなという表現もあったけど、面白かった。

息子に、「ふしぎだ」ってなに?って聞かれて、その場で子供騙しのコイン手品を披露した。素直に不思議がってくれた。これが「ふしぎだ」だよと教えた。
子どもに何か教えるとき、こんなふうに実感してもらえる教え方がいいなと思った。

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2020年11月06日

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