【感想・ネタバレ】楽園ノイズ4のレビュー

あらすじ

いよいよ近づいてきた年度末。伽耶は受験を控え、僕らは音楽祭の準備が大詰め。そんな折、華園先生が以前所属していた管弦楽団が人数不足だというので、PNOメンバーはヘルプにかり出される。コンサートはよりにもよってバレンタインデー! メンバー全員からのチョコ総攻撃に僕はもう手一杯。
でも甘い時間はいつまでも続かない。解散の危機に瀕した管弦楽団を救うため、僕は彼らを音楽祭に呼ぶことを決意。最高の演奏をして復活アピールをしなければ!
高まる恋のアンサンブル、超高純度青春ストーリー、第4弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

今回はPNOのバンド活動からは少し離れてのエピソードで、ビジュアル系ユニットとアマオケのお話。
相変わらず真琴の才能が恐ろしい、そして合奏とオーケストラに至るまでその魅力を存分に描き切ってくれる杉井先生の力に舌を巻く。
華園先生の存在がどんどん大きくなっていくし、今後の展開も楽しみです。

そういえば、今回は恒例のQRコードはなかった。なにか意味があるのかどうか。

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2022年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いやあ、あいかわらず楽しいなあ。
そしてやっぱりグッと来てしまった。

今回は大きく二つのエピソード。
でも両方とも結局音楽を続けるのに何が必要かと言う話だった気がする。
黒川さんはそれをあっち側とこっち側の人間の差だと言うし、マコトは結局は本人次第だと言うけれど、オケのためにその熱を焚き付けようとする様は、実にマコトらしい。
でも、目的を途中で忘れ去ってしまうのも音楽バカの面目躍如、ほんと彼らしいなあ。
あと曲の真相を知った後に読み返すと、彼の言葉のひとつひとつが納得できて、なんとも味わいがある。

クライマックスはもちろんラストのマコトの指揮のオケの演奏のところなのだけど、個人的にはその後の凛子父との会話場面でグッと来てしまった。
華園先生に対する彼の信頼の大きさに。
いやあ、あのね、巻を重ねごとに居ないはずの華園先生の存在感が大きくなる気がする。
今回の話も結局は彼女の残したオケと楽譜を人々の前に蘇らせたいと言うお話なのだし。
やっぱり真のヒロインは華園先生だよなあ。

先生といえば、一巻から登場してるのに、これまでほとんど空気だった小森先生には、今回ちゃんとしたエピソードがあって良かったねと言ってあげたい笑 
あの人、指揮科だったのか。
気が弱そうだけど大丈夫だったのだろうか笑

それにしてもマコトの突っ込みスキルは初対面の相手に「なんでも拾ってくれて良いな」と言わしめるとは^^笑った

次巻が既に予定されているのもすごく嬉しい。
彼らの青春をまだまだ見られる事に感謝。
個人的には華園先生が帰ってくるまでは終われないんじゃないかと思う。
きっと。いつか。必ず。
そう思う。

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2022年03月29日

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