あらすじ
涙を流した大陸での終戦。知られざる田中角栄の姿が描かれる。さらに崩壊した戦後の日本を見て何を想い、何を感じたのか、角栄の戦後史が劇的に描写される。
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熱量ハンパない
とにかくタフでパワフル!
凄いな角栄。
今の政治家には絶対無いひたむきさと情熱があります。こんな人が再来してほしい。
したたかさと泥臭さ
田中角栄の選挙に向けてどう戦うかというしたたかさとどんな田舎だろうと演説に向かう泥臭さを感じる。三国峠をという有名なくだりも理解できる。
ある程度は逆算して書いている所もあるのだろうが
自分の業種や軍歴を糧にし、日本の地方を足で回って支持を得る議員となっていたという描かれ方は理解がし易い
作者のこれまでの作品とは異なりあまり笑える筆致ではないのだが