あらすじ
新潟からやってきた田中角栄は建築事務所を設立! 理研の大河内所長から次々と無理難題を与えられるも、寝る間も惜しんで働き、会社を大きくしていく。そんな1938年冬、赤紙が届いた角栄は日本陸軍二等兵として満州へと派遣され…!? 角栄の“幼少期”を描いた「特別編」も収録!!
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知らなかったことばかり
戦争で召集されて二等兵として戦地へ行ってたとは、この作品で初めて知りました。どんな時でもポジティブで、頭が下がります。
経験を
実地で積み重ねた経験をもとに、軍でも才覚を発揮する角栄。
上も下も関係なく心を掴んでいくが、それだけでなく事務方の動かし方は
板に付いていく。しかし戦争は重くのしかかってきて・・・
人たらしの原点がよくわかる書
政治家田中角栄の評価は色々あるけれど、田中角栄の人並み外れたリーダーシップや人柄が形成された原点がこの物語を読めば理解できると思う。ただの守銭奴では人はついて行かないからね。スケールの大きな人物だったことがよくわかる。
角栄が戦地で、上下関係を無視して頭角を表していくのがおもしろい。どこまで本当なのだろう…と疑問を感じながら読んでいるが。
意外と話せば分かる人と腕を見せれば分かる人しか登場してないな
戦場においてすらそういう描かれ方
実際はそうではなかっただろうけどね
あくまでユーモア読み物として受け取ります