あらすじ
いつでもここに帰ってきて。あなたと、あなたたちがいてくれる。――思い出多い<夢の家>から、グレン・セント・メアリーに建つ、木々にかこまれた<炉辺荘>に引っ越し、6人の子どもの母となったアン。個性ゆたかな子どもたちがつぎつぎと引き起こす騒動や、小さな胸にかかえるかわいい悩みに思いわずらいながらも、アンの生活は、いっそう深みと味わいを増していく。講談社だけの完訳版『赤毛のアン』シリーズ全10巻の6。
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Posted by ブクログ
私が読んだのは炉辺荘のアンです。訳者がちがうのですね。幸せいっぱいの家族のもとに大きな不幸が訪れます。自分のかわりはいないんだと。言われている気がしました。
Posted by ブクログ
夢の家から炉辺荘に引っ越し、6人の子供たちが生まれ、忙しい毎日を過ごすている。子育てをしながら、いいこと、わるいこと、楽しいこととも出会い、人生を生きているなあってかんじ。忙し過ぎて、ギルバートとの仲も何だかぎこちなく、嫉妬したりするが、そんなやきもきした思いも最後には和解し、幸せを実感する。
Posted by ブクログ
アンの子供たちのお話。
登場人物が多すぎて、想像力が限界に達しそうでした。笑
すごく脳使った気がする…
子供たち、頑張れ。
最後のアンとギルバートの話で涙。
灰色の世界に涙。
ギルバートはやっぱり素敵。
Posted by ブクログ
最近邦訳された遺作『アンの思い出の日々』を除けば、これがアンブックスの中で最後に執筆されたもの。それぞれの短編ストーリーは小慣れたもので、楽しく読んだ。
ラストに向かってドロドロが激しい。
子どもの友達を選ぶこと、嫉妬するのはかわいいけれど、美貌はやっぱり正義で、そしてとにかく「わたしの勝ち!!」といわんばかりの叫び。
少女が叫ぶのではなくミドルにさしかかる女性が思うとこわい。
それが人生の真実だと、モンゴメリはたどり着いていたのだろう。
読み直しているとモンゴメリは暗い人だとなんとなく感じてはいたんだけど、その悲しみはここにきて頂点をある種迎えているのかも。
尾崎紅葉みたいな、感じ、大衆的という意味で。
残りの作品ものんびり読みます。