あらすじ
第8回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉! 本所深川で献上品の売買を行なう、献残屋の手代として働く周吉は、狐の姿をした魔物・オサキに憑かれたオサキモチ。懐にいるオサキに、油揚げをねだられる日々を過ごしていた。ある日、店の一人娘・お琴が行方知らずに。周吉とオサキは、彼女を捜しに江戸の闇に出て行く――。江戸を舞台に周吉とオサキが活躍する大人気シリーズ第1弾。
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Posted by ブクログ
江戸時代(徳川家治将軍に田沼意次らの活躍した世)。
本所深川の献残屋(古道具屋のようなもの)の手代・周吉は、顔は二枚目でやり手の手代だが、オサキモチであった。
オサキモチとは、御先狐(オサキキツネ)と言われる 狐の姿をした憑きものに憑かれた人間のことだ。 オサキは普通の人間には見えない。
二枚目のやり手・・・だが、どこかのんびりとした性格で野暮天な周吉と、食いしん坊で口の悪いオサキとのやりとりが楽しい。
時間がいったりきたり、ちょっと読みづらいのと、
蜘蛛の介の登場した所あたりも、つじつまが合わないのでは?と思ったり、推理ものとしてはひねりが足りないのではとか・・・気になるところはあるけれど、全体には まあ面白かった。
娘曰く、4巻が面白いそうなので そこまでは読んでおくか!
Posted by ブクログ
軽い。なんのひねりもないのですっす~と読めます。
憑き物というが、オサキは周吉の守り神みたいな感じ。
蜘蛛ノ介がいい味を出している。