あらすじ
世界樹の根元、追憶の旅路から帰還したマキアは、紅の魔女の記憶に振り回されるまま、カノンのもとへ向かう。けれどその行為は、マキアの心変わりを恐れるトールを傷つけてしまうものだった。
すれ違う二人に追い打ちをかけるよう、マキアの守護者の紋章が消え始める。世界を救う予言を賜るため、強い意思で紋章を保つマキア。前世の記憶、守護者の使命、トールとの絆――選んだ自らの戦いに、せめて後悔がないように。
これはマキア・オディリールの物語。彼女自身の想いが紡ぐ、ささやかな物語のおわり。
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Posted by ブクログ
前作が衝撃的なラストで終わったので、どうなるかと思いましたが、今回もまた衝撃の展開でした。
毎回クライマックスとの事で、次巻も楽しみです。
すれ違うマキアとトールに明るい未来が待っていると信じています。
Posted by ブクログ
いやぁこの巻で謎がかなり明かされ(まだまだ残っていそう)最後で本当の物語が始まった様な気がする。
今までは序章?思っていたのとは全く違う壮大な物語になっていく。期待値マックス!
マキアが自分の記憶と引き換えにトールを守ったところは涙なしには読めなかった。