あらすじ
架見崎に現れた新たな絶対者。ウロボロス。「彼」の登場は、戦う意味をすべて変えてしまった。勝者に与えられる報酬「欲しいものをなんでも1つ」を本気で手に入れるため、香屋歩はエデンの実質的リーダー、ユーリイとの共闘を決意する。一方、新たなチームを立ち上げた冬間美咲は、三国が戦争状態に陥る中で、ある目的のために暗躍していた……。裏切りと奇跡の青春劇、第6弾。
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Posted by ブクログ
前巻から前提が変わってしまったが、それでも加速度的に面白くなっている。
主要な登場人物がばたばた死んでいくが、死者蘇生や回復役などの能力があるのでそのままドロップアウトともいかないのがすごいね。トーマの回復反応チートすぎるわ・・・。
次の巻からはまたフェーズが変わるのか?それとも短期決戦を狙うのか?とにかく読む手が止まらない。世界の真相が出た今、Q&Aの活躍は今度どうなるんだろう。
Posted by ブクログ
強者大集合!!という感じ。
人間関係や人の思いを上手く使った戦いでウォーターが1人勝ちする未来が見えそう。上手く友達を潜り込ませ、人の心を掌握し、仲間を増やす。それがウォーターの戦い。最後のエデンの市民の名を全員挙げて語るところは流石に鳥肌がたった。試しに数えてみたら本当に221人分名前がありそうだった。よくこれだけ作ったなと思う。でも、それまで「市民」としてしか認識してこなかった大勢がちゃんと1人の人間として架見崎に来ていたのだなと感じた。誰だって自分を見てくれるのは嬉しい。私だって市民だったら、名前を呼ばれたらついて行きたくなってしまう。さて、この先ウォーターに、パンに、ヘビに勝つにはどのような展開になっていくのだろう。
一番怖かったのは、ヘビ(in月生)に対してパンが言った「さあ、食事の時間だよ」という言葉。
Posted by ブクログ
トーマと歩の目指す世界の違いが似通ってきて、どちらに感情移入したら良いか分からなくなってきた。トーマは一度世界を終わらせてみんなが望む世界を作る、歩はこの世界を平和な世界として継続させる。
キャラが減ってきて寂しいけど、次回どう歩がトーマに追いつく追い越すのか期待。