あらすじ
人でありながら、あやかしに育てられた貸本屋の娘・夏織。祓い屋の一族として育てられた水明。
幽世でそれぞれの居場所を見つけ、お互いを意識し始めた二人の前にある日、狐面の男が現れる。
その男から祓い屋の気配を感じた水明は、用心のために自分と一緒に住むことを夏織に提案するが、
突然の告白にも似た申し出に貸本屋の面々は大騒ぎ!?
だがそれは幽世を巻き込む大事件の始まりに過ぎなかった―。
人とあやかし、世界の違う住人たちの心と心の交流を描く
ハートフルあやかしファンタジー、怒涛の第4巻!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今巻も、優しく愛に溢れている
特にナナシさんの母性が印象深い
うん、良い言葉だなぁ
彼からこんなに想われたら、私ならとても幸せだ
そしてそして、双子の烏天狗君
鏡のような2人
いつか正反対で別々に飛び去るのかもしれないけれど、だからこそ時には衝突しながらもずっと仲の良い兄弟でいて欲しい
最後に夏織ちゃん、叫んだ想いはどうなるのかとてもワクワクである
Posted by ブクログ
シリーズ第4弾。
「序 章」 瑠璃色の春
「第一章」 麗らかな季節に戯れ遊ぶは山の神
「第二章」 北の外れで、終わりの続きを
「幕 間」 瞬間、交錯する
「閑 話」 切り取られた世界で僕たちは
「幕 間」 いつまでも狭い世界に沈む僕は
「第三章」 貸本屋ゆうれい
「第四章」 偽りの想いを花水木の願いに込めて
「終 章」 君だけの“居場所”
「余 談」 忠犬、ふたり
最重要顧客である山万加加智への水明の俺様接待がツボ!!
津軽海峡に住まう黒髪や太宰ネタも楽しかった。
何より水明の父親の歪みっぷりがスゴクって唖然。
でも、水明の髪が白くなった原因を作ったのは父親だからね。
水明の父親の犬神;赤斑がイケメン(〃▽〃)ポッ