あらすじ
幽世で唯一の貸本屋を営むあやかし・東雲を養父とする夏織は、祓い屋の一族という負の連鎖から解放された水明の存在を意識しつつも、今日も本を読みたいあやかしのために幽世と現し世を奔走する。
ある日、東雲が何かを隠すような素振りで夏織のもとを失踪!?
日頃、ぐうたらな養父にあるまじき行動に夏織は困惑するが、どうやら行き先は「物語屋」という怪しげな職業を生業とする東雲の古い友人・玉樹が絡んでいるようで――。
現し世と幽世の狭間を生きる人間とあやかし達の
あったかい幻想郷の物語の最新刊!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
妖である父と、人間である娘
血が繋がらないからこそ、不安になってしまうこともあるだろう
でもきっと、そんなのは些細なことで、2人が親子であることには違いない
素直な『大好き』という気持ちがとても眩しい
そして、妖たちと本の物語もまた良いものだ
本が誰かの幸せになり、本を通して沢山の笑顔が溢れいてる
次は何処まで物語を届けに行くのだろう
Posted by ブクログ
大切な養父が何日も家を離れるって寂しいよね
しかも詳しい事は何も言わないで何回も
そりゃほんとの家族じゃ無いからって遠慮もしちゃうし躊躇もしちゃうよ
でも改めて家族には血のつながりなんて無くても大事な家族なんだって胸張って言える東雲さんが凄い