あらすじ
生者と死者。
断絶した世界のふたりが、手を伸ばし合う。
切なくて怖くて愛おしくて、心がぐちゃぐちゃにされて、でも読まずにいられない…。
唯一無二のホラーラブストーリー、二人の恋の結末へ。
ついに、優里の誕生日がやってきた。
その夜、加々智町中の全ての戸が叩かれ、
町中の人が嵐によってとじこめられた。
優里は助かるために、青野くんを殺すように
言われるが、どうしても殺すことができず、
胸に包丁をつきたてられてしまう。
現実の優里の心臓もついに止まってしまい、
見守ってきたみんなも途方にくれるが、
優里の言い残した言葉がヒントになり……。
最終章応援リレー企画として、アフタヌーン本誌に掲載された「加々智美術館」を掲載。多彩な作家陣の描く優里ちゃんと青野くんを完全収録。
参加ゲスト:藤本タツキ、清原鉱、桑原太矩、野田彩子、宮崎夏次系、押見修造、ゴトウユキコ、高松美咲、山本白湯、山口つばさ、関戸貴美子、つるまいかだ、幸村誠、竹良実(掲載順)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
大好きずっと大好きな作品
比喩もデフォルメもされていないまっすぐな言葉に
何度も支えられた
この結末を迎えたことに最初は驚いたけど
ずっと、こういう話だったなと思ったし
あまりにもわかるな、ずっと人生の話だったなって思った
死んでほしくなかったよね
何もいらないから好きな人と穏やかに生活したかったよね
この作品がこの世に存在してくれてありがとうと思う
Posted by ブクログ
愛は
ありがとうと
ごめんねだけで
できている
他の作品では味わったことのない感情の大波を頭から被せられて、しょっぱいやらむせるやら、涙が止まらずただ咳き込み、暖かくて寒くて暗い中でじっと空を見つめるような感覚になります。最高です。何度も何度も何度も読みたいです。周りに勧めたいです。大好きです。うみ先生、素敵な作品をありがとう。
Posted by ブクログ
先日、webで最終巻手前まで全話無料公開をしていて一気読みした流れで最終巻購入。
本当におもしろかった!
青野くんへのトキメキと恐怖が混在していくのがすごかった。
最初はラブコメだったのが、みるみるホラーサスペンスになっていくのも絶妙。どんどんのめり込んで読みました。
そして紐解いていくと青野くんと優里ちゃんそれぞれに家庭環境に問題を抱えていることがわかっていき、虐待じゃん…ってなるときの絶望感もすごかった。青野母怖いよ…。リアルな怖さなんだよな…。すごい暴力振るうとかではなく精神的虐待はリアルすぎるし、あの環境で育ったから青野くんが青野くんである説得力がある。
たいていの漫画だったら堀江さんの不登校についてや、優里ちゃんと藤本くんとの関係をもっと掘り下げると思うけど、それをしなかったこともかなり好感もてる。
ただ、血筋の話については展開しなかったの残念。
「青野」と「刈谷」それぞれに何か因縁あったのか気になってたから…。
しかし本当におもしろかった。
何度も泣きながら読みました。
Posted by ブクログ
8年弱ハラハラドキドキをたくさんもらった漫画。
残酷な終わり方だけど、残酷な物語だからこその結末だから頑張って受け止める。
優里ちゃんに幸あれ。
Posted by ブクログ
読んで良かった
出会えてよかった
結局、全部背負う
そうしたら終わる。始まる
愛してもらいたくて相手に何かをする
あなたに何かしてもらいたい人は、あなたを愛さない
そんな落とし穴
利口そうにそれを言っても、たぶん何も変えられない
とてもつらい出来事
逃げ出さなければいけないのか
それもとてもつらいのに
希望がまったくないところでの生き方を教えてくれる作品です
Posted by ブクログ
夜明け、二人が踊る前の青野くんが吐露する言葉は、ヤングケアラーの本音でもあり、なかなかメロドラマでは書きづらい言葉で、ここにこの作品の値打ちがあると感じた。
自転車に乗って空中にいる青野くんの姿は、アンブローズ・ビアスの短編「空飛ぶ騎士」を思い出してしまった。