【感想・ネタバレ】空挺ドラゴンズ(23)のレビュー

あらすじ

壮絶な総力戦の末、「クィン・ザザ」号は南天の黒帝・ヴリトラの肉を携え、大都会オデヤークにやってきた。目的は、オークションでヴリトラの肉を高値で売ること! 会計士・リーの「演説」の成果もあり、ヴリトラは超高額で落札される! 一方、オデヤークに珍しく飛来した龍を、ミカをはじめとするザザ号の面々は捕獲しようと力を尽くす。だが、その龍を「黙らせた」のは、龍を研究する実業家・ブルノの船が撃った「不思議な一発の弾」だった。「捕龍」が変わろうとする中、お金を得たザザ号のメンバーは、船に乗り続けるのか……? 時代と龍に向き合う第23巻!!

ナウシカ+ラピュタ+ダンジョン飯…?
龍を獲り、その肉や油を売って生活する龍(おろち)捕りの人々の話。
異世界グルメものとしてのキャッチーさもありますが、それ以上に、世界観が素晴らしい。
ファンタジーとしてのリアルがしっかりと描かれているので、ためらいなくお話に飛び込んでいけます。
空飛ぶ捕龍船『クイン・ザザ』での生活風景が、またいいんです。読んでいると、幼い頃に抱いた冒険へのワクワク感や、憧れがよみがえってくるんです。
龍捕りの名手で変人のミカや、新人のタキタなど、個性あふれるキャラクターたちも魅力。生き物を殺すことに対する悩みや葛藤なども描かれていて、それがこの作品に奥行きを与えています。
もちろん、美味しそうな料理描写もたくさん!なぜか鯨カツが食べたくなります。
龍は強く大きく、襲われれば小さな街などひとたまりもありません。そんな龍を相手に戦う人々の勇気としたたかさに、思わず拍手を送りたくなる作品です。

感情タグBEST3

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