あらすじ
壮絶な総力戦の末、「クィン・ザザ」号はついに南天の黒帝・ヴリトラの捕龍に成功する。殉職したモーン号の船員たちの弔いをジローの父と共に執り行い、一行はフートン市への帰還準備を進める。帰還の前、ジローに連れられたヲルサはかつての探検隊の野営地跡を訪れ、亡き母の遺物を発見する。各々の目的を果たしたザザ号一行は、帰還の途上で巨大な黒龍を発見。極圏の神秘は謎のまま、次なる舞台は初めての大都会。新たな冒険の幕が開く!!
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ナウシカ+ラピュタ+ダンジョン飯…?
龍を獲り、その肉や油を売って生活する龍(おろち)捕りの人々の話。
異世界グルメものとしてのキャッチーさもありますが、それ以上に、世界観が素晴らしい。
ファンタジーとしてのリアルがしっかりと描かれているので、ためらいなくお話に飛び込んでいけます。
空飛ぶ捕龍船『クイン・ザザ』での生活風景が、またいいんです。読んでいると、幼い頃に抱いた冒険へのワクワク感や、憧れがよみがえってくるんです。
龍捕りの名手で変人のミカや、新人のタキタなど、個性あふれるキャラクターたちも魅力。生き物を殺すことに対する悩みや葛藤なども描かれていて、それがこの作品に奥行きを与えています。
もちろん、美味しそうな料理描写もたくさん!なぜか鯨カツが食べたくなります。
龍は強く大きく、襲われれば小さな街などひとたまりもありません。そんな龍を相手に戦う人々の勇気としたたかさに、思わず拍手を送りたくなる作品です。
感情タグBEST3
ネタバレはありません。