あらすじ
恋する二人を運命が翻弄する――切なさが加速するタイムスリップ・ロマンス!
明治40年にタイムスリップした女子高生の陽菜は、自分とそっくりな少女“雛子”と彼女の許婚・孝章に出会う。失くしたひいばあちゃんの首飾りを孝章とともに探すうちに、孝章に惹かれていく陽菜。しかし首飾りの手がかりを失った陽菜は、恋心は封印してこの世界で生きることを決意する。東京に戻り、孝章に居場所がばれることを恐れて菊之進のもとへ身を寄せる陽菜。一方、陽菜の正体を知った孝章は、陽菜を捜しだして自分の恋心を打ち明けるが、陽菜は拒絶する。嬉しい気持ちを押し殺して――。陽菜の本心をつかみきれない孝章は、雛子との縁談を破談にしようと動き始めていた。その頃、本郷財閥に恨みを持つ天久一座の座長は、孝章と雛子の婚約披露宴をつぶすため雛子を誘拐する。披露宴を成功させるため、陽菜は雛子の代役として披露宴に出席するのだが、孝章はすぐに陽菜だと見破って……。
雛子を無事救い出せるのか? 陽菜と孝章の想いは通じるのか? 本郷財閥と天久一座の因縁とは? 陽菜は未来に戻れるのか? たくさんの謎が渦巻きますます目が離せない、ドラマティック・ラブストーリー!!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
宴で秒で陽菜だと見抜く孝章様ありがとう!!
背中にホットタオルで「お顔色が戻って参りました」なんてしてくれるの頼れすぎる。
シルクハットでお手握り馬車ごちそうさまです!
これほどの良作はなかなかないのでは…?
物語の面白さ、魅力的なキャラ、せつなすぎる心理描写、繊細で魅力的な作画…。
あとがきで河内先生が、物語がどっからやって来て、キャラクターが何かいいたがって、マンガができてくるから不思議…と書かれていて、すごく納得できるというか、ほんとにそんな感じがします^ ^ キャラたちは皆自分というものがあって、それぞれ自分の意思で動いているかのようです。
陽菜のことも、最初は人見知りしていたけど、やっと親戚の子くらいの距離感になったとあって、そういう感覚が客観的な視点で物語を創れるのかなぁと思いました。
数年ぶりに
紙の単行本で2巻まで発売当初から読んでいたけど、次巻が出るのがゆっくりなので、紙を手放し電子版を大人買い。
この巻もやっぱり面白かった!
でも、見開きで陽菜が背後に立つシーンは孝章(陽菜も?ま)の気持ちを表現してるにしても、びっくりした!はっきり言って怖かった〜。笑
ハラハラドキドキ
ストーリーも描写も素敵でハマりました!!
たーくんがイケメンで…ヒナのピュアな恋心にもキュンキュンします
心は通じ合ってるのに障害に阻まれて思い通りにいかないもどかしさがストーリーを面白くさせてます
まだまだ謎だらけで続きが気になります!
燃えさがる展開
そのどれも明瞭に解決されません。 そこから出る切なさと純愛に胸が痛くなるほどです。 前途がとても遠い感じの展開です。 単なるタイムスリップではなく、下敷きになっている仕掛けが多いので、それを一つずつ解決していくのに長い時間がかかりそうです。 繊細な絵と女心がわかる構図、2人の純情な姿は本当に魅力的です。