あらすじ
奇妙な相談を受け、シャーロック・ホームズが愛した街・ロンドンへと誘われた病院坂黒猫と櫃内様刻。次々と巻き起こる事件の謎解き合戦が始まった!これぞ世界に囲われた「きみとぼく」のための本格ミステリ!
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Posted by ブクログ
「世界」シリーズ第3作目。作中作中作中…作中作と目が回るような構造の楽しいミステリ。簡素すぎず、込み入りすぎず、ちょうどいい具合に混乱させられた。結末のつけ方もシニカルながら頷ける。欲を言えば、主人公にもっと活躍してほしかったところ。
Posted by ブクログ
流石・・
いやあ、作中作だとも思わせない西尾さん凄い・・
本当に病院坂が殺されるわけがないと思いながらも本当に
殺されたんではないかと思わされて悲しくなってしまった;;
Posted by ブクログ
読んだらロンドンに行きたくなる!!
作中作って話は、最初ビックリしたけど、途中で最後のオチも読めちゃったから、そこは裏切ってほしかった!!
Posted by ブクログ
きみとぼくシリーズ第三弾。
なんか、舞城王太郎の『九十九十九』の前半と同じノリ。
次の章に進むごとに、前の章が作中作だったとわかり、若干ややこしい。『九十九十九』ほどではないけれど。
んで、最後の最後で、「結局、ロンドン行かねぇのかよっ」みたいなw
西尾維新は「後書」で、「病院坂黒猫と櫃内様刻の仲良しな日常を書くことができたので、作者的には嬉しい一作です」と言っていますが、なんか…もやもや。。。
あくまでそれは、作中作における「仲良しな日常」だからっ!
「仲良しな日常」書きたかったのなら、ふつーに書いてよ><!! みたいな。
まぁ、西尾維新はそのすぐあとに「いや、書けてないかもしれませんが」とも言ってるけどw
ついでにこれ、ミステリー作品としてもなぁ…微妙。
西尾維新には珍しく、アームチェア・ディティクティブっぽい内容ですが、あんま向いてな…や、普段の方が断然イイですw
アームチェア・ディティクティブものは、王道のパズラー好きが書くべきだというのが、あたしの持論w
というわけで、世界シリーズの中では、やや中途半端な感じが否めない一冊。
まぁ、番外編らしいから、いいんだけど。
Posted by ブクログ
行間ならぬ章間を読む力が必要。要は想像力を試される。頭の中こんがらがって、訳わかんなくなって最終的に「やっぱりね」って落ち。各章の冒頭は信用しないと成り立たない。