【感想・ネタバレ】アンデッドガール・マーダーファルス 4のレビュー

あらすじ

TVアニメ化!!!

2023年7月よりフジテレビ「+Ultra」ほかにて放送予定!

輪堂鴉夜:黒沢ともよ
真打津軽:八代拓
馳井静句:小市眞琴

輪堂鴉夜が、生首でも、不死でもなかった時代。
偉大なる師と共に過ごした黄金の日々。
今や彼女の他にそれを知るものは天の星のみ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

アニメの続きが気になり読んだ。

前日談が5篇打が、どれも作品やキャラの解像度があがる素敵な話だった。
3人の過去話も好きだが、なんと言っても謎解きがこの作品の魅力!
そして要所に小泉八雲、ダーウィンなどの偉人が出てきても破綻しない世界観。
いやはや天才的な発想。
5巻の発売が今から待ち遠しい。

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2025年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

相変わらずずっと面白くて満足感ある。主要キャラたちの過去のエピソードの短編集だったけど、どれもよかったな。津軽のエピソードが思ってたより悲惨でびっくりした。小泉八雲まで出てくるとは思わなくて、織り込み方に毎回びっくりする。面白い〜!ラノベみたいな雰囲気もあるのに、人魚裁判なんかを読んでると、ちゃんと論理に基づく展開になってすごい。面白い〜!
4以降からしばらく出てないけど、続き早く読みたいな。青崎さんの本、天馬シリーズも含めると、あと数冊で全部読み切ってしまう、、読み終わりたくない、、、。

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2024年11月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ4作目で、サイドストーリー。
全く別の話ではなくて、本編を補う補助的なストーリーなので、読んでおくと物語に深みが増す。
気になったのは、鴉夜の師匠、ドウ様が最後に言い残した言葉。
辻褄を合わせた、というのはどういうことなのか?
鴉夜と、ドウ様を逃がした鴉夜に似た女性は何者なのか。
このまま鴉夜が8万年を超えて生きれば未来で師匠と再開することもあり得るのか…。

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2024年03月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

それぞれの過去回でしたが、
鴉夜が不死になった理由が衝撃的すぎる…
津軽と静句のはなしは、これ最後はみんないなくなるんだよね…と本を閉じること数回。淡々とした日常の描写が、辛い。
最後にいつもの3人の話が読めてほっとする。

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2024年02月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

異形達の笑劇第四弾。
今回は夜宴〈バンケット〉を追う一行の続きの物語ではなく、主役達の来し方を明らかにする短編集。
盛り上がってきたところで、一旦一息つくといったところでしょうか。

1の冒頭、見せ物小屋で顔を合わせた鴉夜と津軽がヨーロッパに旅立つ間を埋める物語に始まり、鴉夜のルーツ、津軽の生い立ちと半人半鬼に至る経緯、静句の秘められた内面が明らかにされ、これまでの思わせぶりだった場面達に幾許かの感慨が付与されると共に、語られずとものこれから場面の読みに影響を与えるであろうエピソード達。

一番面白かったのは鴉夜のルーツの話。
そこだったのかあぁ。

惜しむべくは自分の無知。
歴史上の事実、伝承はキーワードくらいしかわからず、ちゃんと背景押さえていたり、時系列や内と外の関連を把握出来ていたりすると、その嵌り具合により面白さを感じられたのだろうなぁ。
歴史のお勉強は過ちを繰り返さないためという堅い面だけでなく、物語を楽しむという利己的な観点でも大事ということがわかりました。
過去の自分に教えてあげたい。

とりあえず、『陰陽師』が読みたくなった。

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2023年12月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第4巻では、物語の主軸となるキャラクターのそれぞれの過去編が描かれる。
特に印象的だったのは、のっぺらぼうが登場する一編。被害の規模は小さいながらも、嫌悪感を誘うような雰囲気が日本の妖怪らしくて良い。トリックが「赤毛連盟」へのオマージュとなっている点も面白かった。また、戦闘描写も見どころのひとつ。ムジナの死体を用いた攻防戦では、津軽が血を吸った布団を武器とし、敵が刺さった鎌を利用する。倒した敵の死体を、即座に再利用する戦闘は、このシリーズらしいダークな駆け引きがあって面白かった。
また、過去編で描かれる師弟関係の深さが心に残る。それぞれの師が善き人であったからこそ、その末路に訪れる運命には胸が締めつけられるものがあった。

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2025年05月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【収録作品】知られぬ日本の面影/輪る夜の彼方へ流す小笹船/鬼人芸/言の葉一匙、雪に添え/人魚裁判

鴉夜一行が怪物専門の「探偵」となったきっかけ、鴉夜が不死となった経緯、津軽の過去と半鬼となった経緯、鴉夜の半身が奪われた事件、人魚を被告とする裁判で弁護人となる鴉夜の冴えわたる弁舌が描かれている。

キャラクターの背負っているものが見えるのは楽しいので、シリーズもののこういう短編集は好き。

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2023年12月07日

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