【感想・ネタバレ】銀行渉外担当 竹中治夫 ~『金融腐蝕列島』より~(1)のレビュー

あらすじ

1993年、協立銀行虎ノ門支店副支店長の竹中治夫は総務部主任調査役へ、突然移動することになる。平凡なサラリーマン人生を歩んできた竹中に命じられたのは、総会屋対策の「渉外担当」だった。最初の特命はなんとワンマン会長の娘の不倫トラブル隠しだという。バブル経済崩壊後の欲望渦巻く銀行のなかで、男は孤独と葛藤に揺れながら、生き残りを賭ける。時代や人に翻弄されながらも、働くことに身をささげる――

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平成初期の空気

バブルが弾けて都市銀行が不良債権処理に追われていた平成初期の空気感がよく表現されている。不良債権処理は骨が折れるということを実感する内容。

#怖い #ダーク

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2025年05月04日

匿名

ネタバレ 購入済み

重厚

小説をそのままマンガにしたような重厚な作りです。
主人公は総会やなどの総務の渉外担当。
こういう世界もあるんだなと勉強になりました。

#タメになる #ダーク

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2025年04月28日

ネタバレ 購入済み

感想 銀行渉外担当 竹中治夫

庶民である自分には、縁も所縁も無い世界のお話です。
バブル、銀行、総会屋、不正融資、大蔵省。それらを股にかけて描かれるスーパー銀行マンの活躍がSF的にも思えました。
認識のみの知らない世界って、空想と同じだと思いませんか?
ただ、漫画の評価は事実云々よりも読み応えです。
面白さが大切だと思います。それらは満足のレベルでした。
原作も秀逸です。

0
2017年03月12日

購入済み

ストーリーで読ませる。

企業犯罪物を得意とする高杉良の原作がさすがにしっかりしているので、ストーリー展開だけで読ませる。
コミックとしては絵が素直すぎるし、小説のコミカライズのけってとしてありがちな 地の文が多すぎる という課題はあるが、ストーリがしっかりしているのでさほど気にならない。

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2020年06月03日

Posted by ブクログ

小説をそのままマンガにしたようなスクエアな作り。これだけ素直なのも珍しい。漫画チックにヘンにおどけないので読みやすい。ただ絵があまりに稚拙。これも飛び跳ねた絵ではないので読めるけど。
主人公は総会やなどの総務の渉外担当。ちょっと読んでみたい世界だ。最初は頭取の娘が愛人を作り、その愛人が融資を言ってきて、裏にはヤクザがいるという話で、結局融資してしまう。都合よく週刊誌の記者に知り合いがいたものだとも思うが、リアルな話だ。続いては不正融資をかぎつけたヤクザが脅してくる話。児玉誉士夫が出てきたりする。

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2017年02月13日

購入済み

引き込まれます

10数年前に小説を読みましたが漫画版も面白い、話に引き込まれていきます。。続きに期待

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2016年09月27日

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