【感想・ネタバレ】後宮(1)のレビュー

あらすじ

今から七百余年前、時代に翻弄されながらも恋に自分に正直に奔放に生きた女性がいた。その人、二条(にじょう)。――幼くして母を亡くした二条は、四歳で御所に引き取られ、無邪気に育った。一方、その二条を、十四歳で無理やり自分のものにした後深草院(ごふかくさいん)の切ない想い……。権謀術数渦巻く宮廷では、数々の人間ドラマが交錯する! 異色の古典「とはずがたり」を海野つなみが漫画化した話題作!

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ネタバレ 購入済み

読みやすい

古典とわずがたり語りの漫画版です。とてもわかりやすく少しコミカルに描かれているので、雑誌掲載時夢中になって読んでいたのを思い出しました。御所様の歪んだ愛情がに二条に伝わらず2人が結局うまくいかなかったのは悲しかったです。

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2020年12月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

後宮ものは好きなので買ってみたら、「とはずがたり」をモチーフにしたものでした。

正直、最初は女性の眉毛が太いのが気になりましたし、絵も余り上手ではない感じですが、内容が内容だけに、こういう絵の方が生々しすぎなくてよいのかなって思いました。

1巻は名門久我家の娘で、小さい頃から院御所で過ごして、14歳で女房となった二条。好意を寄せられる実兼と結婚の約束をしていたのに、院に強引に奪われちゃいました。14歳の女の子に29歳の男性って、現代だと淫行で捕まってしまいそうだなぁなんて。

無理矢理奪われたのに、院のことは嫌いになれない。でも、前々からの実兼も好ましい。文のやり取りなんかして、たぶん次巻では契ってしまいそうな感じです。

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2014年10月06日

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