【感想・ネタバレ】異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術２のレビュー

むらさきゆきや / 鶴崎貴大

MMORPGクロスレヴェリに似た異世界へ召喚された坂本拓真は、手違いで召喚主の少女二人を奴隷としてしまう。訳アリな豹人族の少女レムと、家出中のエルフ王女シェラだ。拓真はゲームのままの強力な魔術を使い、彼女たちと街を魔族から守る大活躍。しかし、平穏は長く続かず……。魔王がエルフの王国と激突!? 世界を震撼させる魔王(演技)が絶対的な強さで突き進む異世界冒険譚、第二幕!

[ブクログ · ★★★★★]

展開がとても楽しみな作品。
「戦争を回避する」というのがこの巻の大きなテーマだが、結果的には策を巡らせて回避するというよりなし崩し的に物語が進んでしまったのが不満点かな。
一方でキャラクターの見せ方が非常に上手い。主人公とヒロイン2人を中心に、名前のあるキャラクターが要所要所で活躍するし、新キャラクターの使い方も効果的だと思った。
次が楽しみ。

[ブクログ · ★★★★☆]

BW。王女シェラを返さないと戦争だぁーって迫ってきたエルフ王国。どうやらエルフ国王は乗り気じゃないけど、お兄ちゃん王子が自分の伴侶として妹が必要だったみたい。人間とエルフの戦争を回避するため、双方の間に立って交渉役を務めることになった魔王ディアヴロ。結局お兄ちゃんが結構アレな人で国家の至宝召喚獣まで出してきたけど、辛くも勝利。めでたしと思ったら、今度は人間側ガルフォードと対決。これが推定レベル120でだいぶ強い。エピローグでは新ヒロインかと思われた国家騎士アリシアの不穏な行動。合間で首輪はずしに挑戦→失敗

[ssb · ★★★★☆]

ラストまで気の抜けない巻

最後まで楽しく読むことができ、展開も丁度良いくらいの速さなのでとても読みやすかったです。今後気になるようなラストシーンだったので、次巻もよみたくなりました。