あらすじ
明らかになりだす、昭和と令和をまたぐ猟奇殺人事件。
柏村の後輩刑事・永田、謎の雑誌記者・明野はどこへ消えたのか。
柏村が生んだという「怪物」とは誰なのか……。
鑑識の桃田、資料課の浦野とともに死体売買組織「ターンボックス」の親玉を追うなか、
再び昭和のうら交番へ向かうこととなった平野と恵平。
「うら交番ヘ行った警察官は一年以内に命を落とす」
……二人にもとに、運命の時が訪れる。
大人気警察シリーズ、ついに完結!
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Posted by ブクログ
ついに終わってしまった。
タイムループしていたのはこういう事かと…
ジンクスの期限が迫る中、犯人を追い詰めていく平野と恵平。
なんかなぁ、私は悲しいと思ってしまった。
Posted by ブクログ
「二人で行くか、最後まで」……堂々の完結。泣かされました。
恵平ちゃんの名前の理由、「恵平は恵平だから」みたいなやつだった気がするけど、本当にそうなんだ……(T_T)お祖父ちゃんと孫。どの時点で納得したんでしょうね。
平野先輩と恵平ちゃんに萌えてた水品刑事お久しぶり、も束の間の展開でした。
ターンボックスを暴くのもまだこれからでしょうし、事件的にはスッキリとはしない。柏村さんの結末も変わらない。
「俺たちは警察官だ。肩書きの問題じゃねえぞ?生き様の問題なんだよ」を大事に新天地へ赴いた恵平ちゃんの大活躍を願わずにはいられません。ピーチ先輩とこれからも仲良くあってほしい。二度と一度の違いはあるとはいえ、喪失の痛みを分け合えるのはこのふたりだと思うので。
猟奇犯罪捜査班シリーズから読んできたので、今まで三木鑑識官や死神女史の登場にも喜んでたけど、ここで突如としてハッキリ「長野の伝説の女刑事」の話題は出てくるし(所轄の一刑事だけど超有名人だったんだなぁ…猟奇犯罪者ホイホイ)、平野先輩は猟奇犯罪捜査班への異動を熱望しているしで高まりました。背中追っかけてた恵平ちゃんはもちろん…!
新シリーズ始まったけど、どのシリーズも人を諦めてないから好きです。レーベルがずっと角川ホラー文庫だけれど。
Posted by ブクログ
最後は柏村が救いたかった怪物の正体もわかり、恵平と平野の関係に最後度肝抜かれました。タイムスリップをこういう風に取り入れるのはすごいの一言
完結に相応しい話の展開で大満足でした。
Posted by ブクログ
え、嘘だよね?まさかだよね?そんなわけないよね?実は生きてるんだよね?
元気な平野が恵平の前に登場するんだよね?
そんな期待を裏切るラスト。
でも、なるほど!疑問がきちんと答えとなり納得!
恵平と同じようにドキドキし、助かってほしいと願ったのにと泣いてしまった。
MASKから壮大な物語だったなぁ。
永田が現代の世界できちんと裁かれないことには、不服だけど物語を考えたらあれが妥当なんだろうな。
いやぁ面白かった!
Posted by ブクログ
終わってしまった。。
最初はそんなにはまらなかったけれど、読み進めるたびに登場人物に情が湧いてきて、完結となると寂しい。
最後まさかの結末にびっくりしたけど、混乱して考えこんでしまった。
Posted by ブクログ
2023/4/22
ビターエンドやったな。
恵平シリーズ終了。
SF苦手なので最終巻の伏線回収は頭が混乱。
恵平はなんと比奈子退職後の猟奇犯罪捜査班へ。
経験者だもんな。期待の新人。たぶん吐かない。
今回の平野刑事は完全に退場だし、前シリーズの東海林先輩だって異動で退場だし、ヒーローに厳しいよな。
あ、比奈子のヒーローは野比先生か。
でも野比先生だってのっぴきならないところにいるし、そもそも比奈子も退場だ。
どのシリーズも割と愉快に始まるのに最後は結構暗いよな。
悪い事じゃないけど認識を改めよう。
ハッピー度では竜頭蛇尾やぞ。と。
ダメージ食らいたくないねん。恵平と平野のハッピーエンド見せてくれてもええやん?
ガンさんと死神女史にも会いたいので、またその後をちょっと拝見したい。
Posted by ブクログ
まだまだ新しいシリーズのような気がしていたのに、これだって第1巻が発行されてからとっくに3年経っていたのですね。よろず建物や猟奇犯罪捜査班ロスを埋めるだけだったはずが、すっかりおもてうら交番にも魅せられていました。
しかしこんな最後が待っていたとは切なすぎます。恵平と平野先輩のコンビは永久不滅であってほしかったけど、想像し得なかった形でのこれも永久不滅か。曳家も比奈子もちらほら姿が見えるし、平野先輩にもきっとどこかで会える。
そして終了と同時に新シリーズが。ロス期間を最小限に留めてくれてありがとう、内藤さん。
Posted by ブクログ
シリーズ最終巻お疲れ様でした。
通勤途中の大型本屋さんで、ありがたくもサイン本が並んでいたので購入できました。
前巻のメリーさんも心がぽっかり空いた気分になりましたが、今回も一回り大きく心がぽっかり空きました。
お祖父さんが入れ替わっているヒントはたくさんありましたが、平野さんだとは想像がついてませんでした。くっつけばいいなーという邪念でヒントを見逃していたのかもしれません。
ですので、ショックでしたし、柏村さんの殉職の事件がこう繋がるとも予想できていませんでした。
最後のメッセージは嬉しくもありましたが、それでもやっぱりさみしかったです。
でも面白かったです。
女性主人公は好き嫌いが激しいほうなのですが恵平ちゃんはとても好きでした。