あらすじ
うら交番に行った警察官は1年以内に命を落とす――新人女性警察官・恵平と青年刑事・平野に残された時間はあと2ヶ月。そんな中、柏村が残した昭和時代の爪と毛髪のDNAが未解決の外国人失踪事件関係者のDNAと一致する。徐々に明らかになり出す、昭和と令和を跨ぐ事件の捜査……そして再び浮かび上がる、死体売買組織「ターンボックス」の影。時代を超えて非道の限りを尽くす組織の正体とは。大人気警察小説シリーズ、ついにクライマックスへ!
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Posted by ブクログ
最終巻読んでから感想書いているのであまり書けない。
堀北家はいい人の集まりだな。
徳兵衛さんと一緒のドライブ楽しそう。
ただただ話を聞いていたい。
森へ入ってからの恵平ちゃんと徳兵衛さんだからこそぱっと分かるのが良い。
一緒に行ったのが徳兵衛さんで良かった。
Posted by ブクログ
「匣」の過去と現在のからみがだんだんわかってきて、次の巻でいよいよクライマックスです。ちょっとずつ明らかになってく真相も面白いです。身近な人の過去の繋がりが分かって、見方が変わってきたり、思い入れも変わってきたりで、変化も楽しいです。
思い入れが強くなる分、メリーさんの件はかなり泣けてきました。人との繋がりとか、美味しそうな食べ物とか、いろいろ楽しめるところも好きなところです。そして、何と言っても、シリーズがちゃんと完結されるのが嬉しいです!寂しい気持ちはもちろんありますが、すっきりしたいという気持ちも大きいので嬉しいです。次も楽しみです。
Posted by ブクログ
おもてとうらの交番が対決すべき怪物とはだれなのか?
いよいよ次の巻でラストですか~。さみしいぃ!
警察は起訴するまでが仕事だから、そこへ至る詳しいことがいろいろ知ることが出来てよかったなと思う気持ちと、何かと冷たく扱われてしまう警察官だけれども、こういう人たちがいるのなら信じたいと思ったりもしましたね。
秋が待ちどおしい!
Posted by ブクログ
いやー、メリーさんが!寂しすぎる!
でも本当に愛されてた人だったんだな。
恵平が長野で色々買ってきたお土産の品々が気になる。
七味と石鹸気になるなー笑
そして、いよいよ物語は佳境に入る。次がラストだけどきちんと事件は解決するのだろうか。
Posted by ブクログ
終盤にかかってますね。
個人的に気になってるんですけど、お祖父さんが入れ替わってたりとかないですよね。
続きが早く読みたいですし、平野さんと早くくっついてほしいし、ううう、メリーさん
Posted by ブクログ
タイトルにあるトレース
「親からはなんでも受け継がれる」良いものも悪いものも
このように今回の犯人は外国人女性を拉致し、弄び殺し、その処理をターンボックスと思われる組織に依頼したが、依頼を受けてくれず自暴自棄になり自殺した。この犯人の父親が一度ターンボックスを使い死体を無かったことにしたのを知っていため同じように行った。
この犯人と密会していた「神経質な老人」がターンボックスで裏交番で、柏村から聞いた未来にきているかもしれない明野のジジイではないかという疑念。
うら交番の柏村さんから聞いた、自分が生み出してしまったかもしれない「怪物」やこの明野のジジイなど
いろんな疑念を残したまま次回になってしまい
かなり気になる結果でした。
Posted by ブクログ
2022/5/28
次が最終回…
続々とシリーズが終わっていき心配だよ。
先生元気?
今回もおいしそうなご飯が山盛り。
お年寄りの登場人物が出てくると身構えるけどそうかー
メリーさんかー
現実でもそれは仕方ないことだけど、だからこそ本の中では嫌だなぁと思ってしまう。
フィクションでは現実味のない死の方が楽だね。
Posted by ブクログ
うらおもて、昭和と令和で共に追っているのは「匣」なのか…今回も面白かったです。悲しい別れもありました…メリーさんの息子さん、嬉しかっただろうな。
柏村さんから「こうやって会ってるのが君たちの時代にどう作用するかわからないからもうこちらへ来てはいけない」みたいに言われるのちょっとショックだけれど、柏村さん誠実だなと思います。憶測でものを喋らない、も。
誠実なのは〈君たちの時代〉の方の面々もだけれど…平野先輩はやっぱり先輩なだけあって恵平ちゃんより観察眼鋭いところもあります。なんだかんだ心配して恵平ちゃんを支えてくれるし。ピーチ先輩の性癖も…鑑識ってああいうところまで気にする人々なのでしょうか。。浦野さんも静かに良かったです。
恵平ちゃんも「平野先輩を死なせるわけにはいかない」って…胸熱。
恵平ちゃんが「持ってる」って言われてるの、猟奇犯罪者ホイホイだった藤堂比奈子パイセンを思い出してグッときました。ストラップにも。帰省してる長野でバスに乗り合わせた親子連れ、これは…と思ったけど背景だよねきっとね。
事件自体は悪い意味で「TRACE」だったので胸糞でした。しかも容疑者と息子の犯行を知ってて隠蔽工作してた父親はそれぞれ自○って…真相解明されず闇の中です。捜査にあたった警察官たちの思いは燻り続けるな。。そして全てターンボックスへの怒りと執念へ昇華。とことんやってほしい…あと1冊だけれど。
漸くだけれど、殺し方のグロさや事件のエグさに加えて、菓子テロ小説でもあるのに気付きました。今回は、栗庵風味堂の「くり風味」と、栃木土産らしい「ぼくポチ」を覚えました。検索したけどどちらも美味しそう。。
続きはとうとう最終巻。震えて待ちます。