あらすじ
貴族の娘として転生した世界で誘拐されてしまったリーリアは、連れ去られる道中、アリスターをはじめとした虚族を狩るハンター達一行に命を救われる。その後、トレントフォースの町で事件に巻き込まれながらも日々を過ごしていたリーリアのもとに、領都からの使者としてウェスター第二王子ヒューバートが現れる。領都側の思惑を理解しながらも、アリスターは自分の出自と向き合うため、リーリアは家族の元へ帰るため、要請を受け領都へ向かうことに。そして、たどり着いた領都でリーリアは兄ルークと再会を果たすと、父の待つキングダムを目指すのであった。
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面白かった〜
この巻では、やっと（誘拐されていた）リア（主人公）が、大好きなお父様と再開できます。家族以外に興味の無い父親が、それ故にリアとの再開をどれほど待ち望んでいたかが伝わってきます。そしてその後のリアの心の不調。リアは前世の大人の思考を持っていますが、「子供の皮を被った大人」ではなくあくまで「大人の考え方を知っている子供」なので、どうしていいかわからない心の有り様に翻弄される幼児です。誰か気づいてあげて！とハラハラしていたら、ニコ殿下（リアの国の王子様、御年3歳）登場。子供と一緒に元気に遊べるのはやっぱり子供なんだな～大人情けない、て感じでした。また、ニコ殿下も、王子という立場ゆえ、厳しく厳しく育てられて歪みかねない状況でしたが、リアの登場で健やかに、また、リアより年上だという自覚からか、どんどん良くできた良い子になっていきます。ここでも大人ダメだな感あります（笑）
また、最後の方にちょこっとだけ、今後の展開に繋がっていきそうな不穏な人間模様も垣間見えます。次巻も面白いですよ！
お父様のマイペースよ。
３巻も面白く一気に読んじゃいました。
相変わらずリアが可愛いです。というか２歳じゃないですね。笑
でも精神的に凄く大人で聡明な分、幼児らしく遊んだりはしゃいだりのアンバランスさが上手いです。
あと初登場のニコ王子がいい！王族らしく尊大な態度だったり遊びたい盛りの子供らしさもあり、でも物事の本質を見極める聡明さとか大きくなるのが楽しみです。
この先どんな展開になるのか楽しみです。願わくば誰も不幸にならない結末を望みます！
お友達できました
今まで、面倒を見てもらう立場ばかりだったリア｡１歳児としては当たり前なんですけど、今回一つ年上の王子様と出会います。リアにとっては、1歳の違いなど、無いに等しいですね。良い遊び相手ができて良かったです。その前に、良い子になって元気がなくなってしまったリアの心を守ろうと動くとうしゃまとにーにがとても素敵でした。
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