あらすじ
来客のない奇妙な館には、見たこともないことがたくさん起きる。そして、何事もなかったように、また貴族の真似事が始まり、“お披露目”の日が近づく――
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奇妙な洋館に住む人形と影の不思議な日々…。
舞台は、顔のない一族「シャドー」と、その顔役として仕える「生き人形」たちが住む洋館＜シャドーハウス＞。シャドー・ケイトに仕える生き人形・エミリコは、ドジで失敗も多いけれど、ケイトの役に立てるよう一生懸命。毎日お部屋を掃除して、ケイトの「顔」として働く。そんな日々の中でエミリコは、「生き人形は余計なことを考えてはいけない」という教えに反して、「シャドーハウスってなんなのでしょうか？」と疑問を持ち始めてしまう…。
本作の魅力は、表向き幸せな日常の中で常に漂う不穏さです。エミリコたちは、「生き人形はシャドー家の役に立たなければいけない」という教えを信じて、どんなひどい扱いを受けても毎日幸せそうに働きます。生き人形たちが徹底された上下関係に疑問を全く持たないのはなぜなのか？この洋館には何か秘密があるな…という雰囲気がたまりません。
洋館と秘密、この言葉にピンときた方はぜひ読んでみてください。
一緒にこの不思議なシャドーハウスに迷い込みましょう。
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Posted by ブクログ
亡霊騒ぎと深夜の見回り。
アニメで観た時も漫画で読んだ時もハラハラドキドキした。
ついにお披露目も始まった。
―――
10巻を読んでから再読。
お披露目中、焦っているケイト様の心の声で(こんなところで落ちたくないのに…ケイトにはやることがあるのに…！)っとおっしゃっていたところが、シャドーハウスのことだったんだと思ったし、(エミリコを見ていなかったのはわたし)とおっしゃったところは、過去の一人称がわたしだったことがわかるシーンだった。
面白い！！
アニメ以上にパンちゃんが出てきてかわいかったです！
まだまだ解明されていないナゾも多くどんな展開になるのか楽しみです！！！
アニメから勢です
アニメとの比較（※どちらが良いとかそういうわけではないです）としては、
パンちゃんのシーンが多いのでパンちゃんファンはみた方がいいです。
ストーリーの差は、アニメオリジナルに改編されている部分を除くと、一巻と比べてあまり印象の差を感じませんでした。
切られているコマ（他の班の様子など）は相変わらずあるので、メインキャラ意外を推している人はみた方がいいかもしれません。またアニメではなかった、ラムについての掘り下げもあるのでラム推しの方も一見してみるのがオススメです
亡霊騒ぎ
亡霊騒ぎの真相を突き止めるべく、エミリコとショーンとラムが見回りするエピソードが収録されています。深夜、ゴシックな館を探索するってワクワクしますね。そこへ現れる正体不明のお影様。廊下に矢が放たれたり、隠し扉があったりともう深夜の大冒険ですよ。こうゆう雰囲気が好きなのでますますシャドーハウスの世界観が好きになりました。
すす病
すす病って何なの？かわいいを重ねて謎が解明されるどころか、新たな謎が増えて、登場人物も一気に増えた。しかも、新しい登場人物たちの人間関係も複雑で、ズブズブと引き込まれる。
仲間なども出てきて
この巻になると男女ともに生き人形や影の登場人物も増えて、集められたススは石炭より優秀な燃料として利用されていたり(固めて利用する)、お披露目と呼ばれる儀式があったりとか、幾つかの事実が判明してきます。
こちらの作品はモノクロ作画に合った作品で、これはこれで良いです。
