あらすじ
暴露された“すす能力”は持てる者と持たざる者を分断する。大人に翻弄され混沌とする棟を治めるに相応しい者は誰なのか――。
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奇妙な洋館に住む人形と影の不思議な日々…。
舞台は、顔のない一族「シャドー」と、その顔役として仕える「生き人形」たちが住む洋館<シャドーハウス>。シャドー・ケイトに仕える生き人形・エミリコは、ドジで失敗も多いけれど、ケイトの役に立てるよう一生懸命。毎日お部屋を掃除して、ケイトの「顔」として働く。そんな日々の中でエミリコは、「生き人形は余計なことを考えてはいけない」という教えに反して、「シャドーハウスってなんなのでしょうか?」と疑問を持ち始めてしまう…。
本作の魅力は、表向き幸せな日常の中で常に漂う不穏さです。エミリコたちは、「生き人形はシャドー家の役に立たなければいけない」という教えを信じて、どんなひどい扱いを受けても毎日幸せそうに働きます。生き人形たちが徹底された上下関係に疑問を全く持たないのはなぜなのか?この洋館には何か秘密があるな…という雰囲気がたまりません。
洋館と秘密、この言葉にピンときた方はぜひ読んでみてください。
一緒にこの不思議なシャドーハウスに迷い込みましょう。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
前回に引き続き比較的穏やかな回。
星付きのスージーやオリーの人間らしさを少し取り戻した。
星付きと仲良くなる作戦も順調。
クスッと笑えるシーンもたくさん。
ケイト様に懐いてるイザベルミラベル様も、すす能力について何も知らないサラ様も可愛い。
サラ様がケイト様を信じようと思ったのにミアに邪魔されてしまって、サラ様よりもミアのが厄介そうだと思った。
意外とシャーリー様もご活躍なさっているし、リボンを貰って喜んでいるところお茶目で好き。
オリバー様とオリーを仲間にできて良かったけど、ちょっと研究熱心すぎて怖かった。
パトリック様、頑張れ。
―――
再読(2024.9.20)
甘え上手なジョン様と面倒見のいいスザンナ様の絡みが良い。
ジョン様がショーンにおんぶされてるのを気付かれないようにするルイーズ様、ギャップがあってかっこいい。
ベンが可愛い表情作ってみんながドン引きしてる図、いつ見ても笑ってしまう。
読み進む手が止まらない!!
最新刊の12巻までヤンジャンの方で課金しながら読み進めていたのですが、やはり読み返せる方がいいなと思い購入に至りました。
今巻も展開がダレることなく、最初から最後までとても面白く、次巻を期待させる終わり方でした。
これからエミリコ達がどうなっていくのか、星付き達との関係は進展するのか、とにかく気になることだらけです!!
みんな、買おう!
Posted by ブクログ
前巻まででエミリコの身体能力が飛び抜けて高い理由が説明されたとはいえ、ちょっと超人的なんだよなー。
もっと早くこの凄さが見出されてたら雑用なんかやらされずにケイトと出会うタイミングもなかったのかなーと思う。運命のイタズラ。
ミアの本性を知ってから序盤を思い出すと「アレもアレも演技だったのかな……」って思っちゃうね
匿名
ミアとサラ様が
シャドーが人間に影響されているということがよく分かる巻だった。特に、プライドが高くシャドーらしいサラ様がミアに洗脳され直している様子にはドキドキさせられた。
いつも一瞬です。
のめり込んで読んでしまうので、すごく一瞬でした。色んな事が急展開で解決していてドキドキ♡
早く解決して欲しいと思いながらも、まだモヤモヤしながら読んでいたい気持ちもあります。
次巻でパトリック様に変化がありそう、、、