あらすじ
それは人生の劇的変化…。一人暮らしの希夏帆の前に恋人・愁人が連れてきた二人の少年。二人は愁人の親戚で両親を失ったばかりの兄弟だという。希夏帆の家で生真面目な中学2年生の冬真、天真爛漫な5歳の春陽、そして愁人の4人は同居生活をすることに。戸惑う日々の中、彼らの新たな関係が始まる――。 ※本電子書籍は「の、ような。」1巻に収録されたものです。
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キナちゃんがすごすぎる
キナちゃんの落ち着いた雰囲気が好き。
良い子すぎて心配になる冬真くんがたまに見せる嬉しそうな顔を見るとこちらまでホッとしてしまう。
彼らのためにそっと色々してくれるキナちゃんが素敵。そして彼のダメさよ…
主人公のきなちゃんが素晴らしいです。
なかなかできることじゃないです。子供たちもなんとなく虚ろな表情だったのが少し感情がでるようになって…もうずーっとうるうるしながら読んでます。
泣けます…きなさんの心遣いに涙が出ます!!
親を亡くしても感情を表に出さないなんて心配になっちゃうな〜ものすごいストレス溜めて倒れないかな…とか。
多分きなさんの人間性が素敵だから!
きなちゃん、めっちゃ優しい!
もし私がきなちゃんだったらそこまでできるかな?
仕事が追いついてないことがちょっと不安だけど、四人の生活続いてほしい!
逃れようもなく始まった奇妙な共同生活。
それは木賊にも似ている。
真っ直ぐに屹立する木賊は、その土中においては横に横にと根を伸ばし茎を支えているのである。
じわじわくる
何気なく優しいのがじわじわきます。我慢しているのよりも、遠慮しているという言葉がこの冬真君には当てはまるかなと思っていたら、やっぱりこらえているものも気づかずに、無意識にはあったのだなと。そこを感じとれるキナちゃん、素敵です。
切ない
静かに物語は進むし、登場人物の心情も淡々と語られる分、こういう気持ちだったのかな?と想像させられる。両親を亡くして、自分の気持ちに蓋をしていたが、母親の味で気持ちが溢れるなんて切ない。
切ないけど日々の大切なことをキナさんの言い方で2人に伝えていけるのがよかった。
なんだかキナさんがいてくれて本当によかった
キナさんも愁人さんも2人の空気感がすごく良くて、気張りすぎないところがすごく良くて・・・女性ならではの気配りとお兄ちゃんの涙に泣いてしまった。
キナさんが、こっそりと亡くなったお母さんの味を勉強して、キチンと再現出来たことに泣けました。冬馬くん、良かったね。ホント、キナさんの押し付けがましくなく、サラッと素敵なことをやってしまうところがいいなあ。
の2
なんだろう~。温かい気持ちにさせてくれる、ステキなお話ですね~。キナちゃんが、本当にいい人だし、兄弟ふたりとも本当にいい子たちだし~。
きなさん本当に優しくて温かい。変に明るく気を遣われるよりも、こういう接し方が一番安心できる。お兄ちゃんもまだ若いのにずっと気を張っているように見えて心配だったけど、泣けてよかった。
料理の大切さ
お弁当に始まり、母の味に終わる。
料理ほど、家族によって変わるものはなかなかない。味、調理法、そもそもの食材。地方や伝統、家庭の味とお店の味。様々ある中で、キナちゃんの努力や説明はとても腑に落ちる。
いいひと!
キナさんが見た目とは裏腹にいいひとすぎて…涙
出張なんて嘘ついてまで、母親の味を調べてくれてたなんて…泣 素敵です
優しい
優しいキナちゃんが好きだ。
物書きだから?中々その家の味まで
気付けないし、行動は起こせない。
子供の為に何が大事かわかっている
のだろう。死んだ両親の親や親族の
無関心さに腹が立つが現実味はある
いい
きなちゃんなんて素敵な人なんだ‼️全くの赤の他人なのに、こんなにも人の気持ちをわかってくれる。
おじさんの弟の一言、きなちゃんな何か昔あったのであろうか。ちょっと気になるいいまわしでした。きなちゃん、ビーフシチュー感動‼️
きなちゃん素敵です。自分の生活ガラリと変えられて仕事もはかどらないのに、子供たちに寄り添ってじんわりと暖めてほぐしてく感じ。簡単には真似出来ない。
さりげない
一見、引き取ってきた彼氏の方が優しくみえるけど、キナちゃんの懐の深さがすごいなーと感心する。まだぎこちない部分もあるけどこれから自然な家族になるんだろうなぁと思わせてくれる。