あらすじ
ドラマ化された大人気作!
短期遠恋編。
羽山麻水はイギリスへ映画撮影に向かい、白崎由岐は主演ドラマの撮影が始まった。
座長としてのぞんだ白崎だったが、監督はかつて衝突したことがあるパワハラ監督。
率直な気質の白崎は、この壁にどう立ち向かうのか…?
一方、羽山はイギリスで小説家として成功した父の役を演じる。
お互い、時差がありながらも撮影の合間をぬって励まし合うがーー。
芸能系BL、キラキラしてていいですよねぇ…。
同性愛ドラマで超人気俳優の羽山麻水と共演することになった新人の白崎由岐。
役作りのために訪れたゲイバーで声をかけてきたのはまさかの羽山!
芝居のために始めた関係と思っていた白崎だったが、羽山の魅力に惹き込まれ、少しづつ本気の恋心を自覚してゆく―――。
ドラマでの共演がきっかけで急接近するふたり。
実は大学の映画研究会では先輩後輩の関係でした。
とはいっても特に絡みはなく、たったの一度だけ言葉を交わした程度。
しかし、その一度の会話が羽山の芸能活動に大きな影響を与えていたりします。
芸能人同士でありながら、ただの大学生だったころのお互いも知っている、という関係性がまた絶妙ですね…。
芸能人としての自分たちをどこか俯瞰的にみているところが面白かったです。
「涙を流す演技が美しい俳優ランキング」1位だからっていい気になんなよ…というセリフがツボでした。
ドラマがヒットして俳優としての注目度が上がっていく白崎ですが、どんなに大きなニュースよりも、羽山に一言「うまかったから 元々」と言われた時の方が嬉しそうなのが可愛い。
キャラクターの細かい心理描写が刺さる作品でした。
「心臓の場所、痛い時にわかるんだ」というモノローグの切なさよ…。
今年はまだ始まったばかりですが、決まっちゃいましたね。名言of the year 2023。
美形同士のBLを浴びて、いい一年のスタートを切りましょう。
オススメです。是非ご覧あれ!
感情タグBEST3
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匿名
大好きな作品がこんなに続いてくれるのほんとに嬉しいです😭🙏今回も成長した2人が見れてよかったですし、羽山くんとお父さんの関係性もみれてよかったです^ ^
匿名
最高です
暫く遠距離になるということで心配だったけど、離れてても凄く良かった!!麻水さんが大好きなので、今回もあらゆる所で色気が溢れていたり由岐に翻弄されてたりアンニュイな表情だったりエロかったり…もぉ〜、ご馳走様でした。たくさんの麻水さんを摂取出来ました。でも、やっぱり一番は由岐の側にいる麻水さんだね。
内容も2人それぞれの制作現場の話が盛りだくさんで、凄く面白かった。特に、由岐の方では以前の作品で関わった難しい監督と少し大人になった由岐との絡み、麻水さんの方では関係性が複雑な実父を演じる麻水さんの絶妙な表現力とか丁寧に描かれていて、凄く引き込まれました。さすがは夏野先生です。
あと、由岐の1人での食事の場面、最初読んだ時は気付かなかったけど、次に読んだ時に最初の頃にあった「こう言う時カップ麺食べるとどんどん落ちる」発言からの麻水さんに呼ばれてお手製のカレーを食べた流れに繋がってることに気付きました。いやぁ〜、深いな。
更に言わせてもらうと、佐久間さんと山瀬…この2人は何か進展があるのか、それとも特に何も無いのか。どちらとも思わせる巧妙な描写ですね。
匿名
初めての遠距離恋愛編
現場の雰囲気が悪く、どうなるのかとドキドキでしたが、結果的に白崎の芝居への情熱と真っ直ぐさが監督にささって良いものになったのだと思いました。
今巻で一番ブッ刺さったのは麻水の俺に触りたくない?ってセリフです♡
どこまでも考えさせられる作品
攻めが父を演じながら、どこか歪んでいた自らの子供時代をなぞるのが痛くて、苦しくて、でも誰かが決定的に悪いわけじゃなくて。だからこそ、寂しくて。母の美への執着は攻めのさまざまなものへの無関心に、父の家族への積極性や無頓着はは受けへの底なしの愛情に。どこまでも切ない。でも本当に大切で、私自身も救われた多作品です
離ればなれ編だぁ〜
麻水先輩は父親と過去の自分との対峙、白崎くんも自身のアイデンティティと向き合うという、離れていたからこそ、それらを己だけで模索した巻だった気がする。
そして得た結論は、離れていてもお互いがいて良かったという事。麻水先輩は父親と決別出来てさらに前にすすむだろうし、白崎くんは我が道を突き進むんだろうな。2人の役者としての成長が見られてよかったけど、離れていたせいで絡みが少なかった〜残念。
Posted by ブクログ
超人気俳優×若手俳優
短期遠恋編。
羽山麻水はイギリスへ映画撮影に向かい、白崎由岐は主演ドラマの撮影が始まった。
座長としてのぞんだ白崎だったが、監督はかつて衝突したことがあるパワハラ監督。
率直な気質の白崎は、この壁にどう立ち向かうのか…?
一方、羽山はイギリスで小説家として成功した父の役を演じる。
お互い、時差がありながらも撮影の合間をぬって励まし合うがーー。
麻水の父との再会がこれからの二人の人生を大きく変えてしまうような予感‥
父が言っていた君にもきっとわかってくれる日が‥ってとても気になるな。
人の心を故意に揺さぶったりすると人は離れていっちゃうか~確かにそうなのかも。
人を試すようなことをしたり過度な駆け引きとかなんかもそうなんだろうな。
言いたいことをすべて言葉にしてしまう由岐と言いたいことは言わない監督の攻防戦に決着がつき、作品が良いものになって良かった!
やっぱり何事も歩み寄ること、話し合いをすることが大切なんだと改めて気づかされた。
好きな日とのことを一緒に入れない時間どれだけ想うことができるのかそれが好きってことなんだろうな、きっと。
【25時、赤坂で 番外編】
モデル番外編!羽山のモデル仕事を見たくなった白崎は、気軽に「見たい」と言ったてみたものの、現場は…パリ…!?
海外だと日本ほど騒がれないから、二人は初めて外で遊べたんだね~
そっちの方が麻水の体には合ってそうな気もするな。
うん、そしてモデルもやっぱりかっこいい!
【25時、赤坂で 番外編 203号室】
お引越し番外編! 羽山麻水は驚愕した。羽山の部屋に泊まった白崎は、最近は早朝に始発電車で帰ることがしばしばだったと言うのだ。始発で…?「うちのマンションの同じフロアに引っ越してこない?」とーー。
悔しいこともうれしいこともたくさん詰まった由岐のアパートを最後に麻水が訪れられて良かった!
あそこは二人が再び始まったところだからね!
新しいところでもたくさんの思い出ができるから安心して大丈夫!
【25時、赤坂で 番外編 バスタブとキャラメル】
バカンス編!?
「旅行に行きませんか?」
ーーインドア気味な麻水を旅行に誘った白崎。
多忙な中、スケジュールを合わせ、億劫がる麻水を楽しげなプランで説得して準備は万端。だけど…!?
二人ならどこにいたって楽しめるよね~
いつもの場所でいつもの二人で少しだけ特別なことそれだけで十分楽しいよね。
美しや〜
この2人の温度感がほんっとーにツボ。
好きすぎるー!!
話もしっかりしてるので単純にBLというより
ドラマを観てる感じで、入り込んでいってしまいます!
2人のイチャイチャタイムはいつ観ても綺麗〜
良かった
続編待ってました。好きな作品だから長く続くの嬉しいです。今回は離れ離れだったけど帰って来てからの求め合って風呂場で…ってのも最高に滾りました。
攻めくんは家族(父)が、受けくんは仕事の現場(監督)が、シチュは違うけれど昭和なオヤヂどもが令和の若武者に一太刀浴びるって感じで良かったです。
どちらも予定調和な仲良しエンドではなく曖昧なグレーのままで、現実にとても近い感じの纏め方が心地良かった。
けれどえちち不足。もうちょっとだけ欲しかった。
ね?言ったでしょ?会えない時間が2人の距離を縮めるって🙂↕️しらさきくんすぐに会えないときだけ素直なのそれなすぎwww会えたら会えたでちょっと待ってとか言うしwwwかわいいから全部許すぴょん
離れていても…
麻水さんと白崎くん。イギリスと日本で離れ離れでお互い寂しさも感じつつ、でも相手の大切さを噛み締めながら役者の仕事に励む2人。麻水さんは父親に、白崎くんはドラマ監督に疑問や違和感を感じながら、最後は自分の考えをぶつける姿にすっきりしました!!今回は離れている分イチャイチャ少なかったけど、その分会えた時のドキドキは最高でした!
あれ??
あさみさんイギリスへ。
うん、離れてる間のあるあるが満載。離れてる間のお話なので、エチが少ない!!(とても残念…)
山瀬と佐久間くん…は…今後…何もないの?あるの?佐久間くん可愛いから山瀬食っちゃって欲しいんだけなー
Posted by ブクログ
羽山麻水は、撮影で数カ月イギリスへ。
白崎由岐は、連ドラ撮影で、二人は離れ離れになってそれぞれの仕事をしている。
白崎のドラマの監督は、かつて白崎と衝突したことがあり、理由も言わずに怒鳴る曲者。今回も新人俳優にどなりまくって、撮影を止める。
言いたいことを素直にいってしまう性格の白崎は、監督に意見をしたいのだけど、
マネージャーさんからもう、仕事がなくなってしまう理不尽な目にあってほしくないといわれた(かつて衝突したあと、本人はきがついてなかったけど干されていたらしい)なので、日々、ぐっと我慢をしている。
たまにビデオ通話をして麻水さんと会話するのが楽しみだが、
時差とお互いのいそがしさでなかなか時間が合わない。
麻水は知られていないが、自分がやる役が自分の実の父親の若いころであることに悩む。
慣れない土地(日本)から、故郷のイギリスにもどって息がしやすくなり、ただ妻(麻水にとっての母)はモデルとしての仕事ができなくなって、病んで壊れていく。愛しているけど、妻と子供(麻水)を日本に帰し、自分はイギリスに残る。
子供のころは、父親に捨てられた感じがあるのに、その父親の役をする。
そして、原作者であるその父とも再会する。
遠距離すぎる二人。会いたいと思うけど、今は仕事を頑張らないといけない。
会えないけど、遠くにいるお互いを励みにして、日々の撮影をこなしていく・・
っていうお話で、
エロエロは控えめです。5巻あるなかで一番健全かもwww(前の4巻がエロエロなんだけど)
ドラマが終わってちょっと喪失感だったのですが、原作はまだ話がつづいていくことにほっとしています。
早く6巻読みたいです