あらすじ
奈良の鹿を見習って、他の県でも一種類ずつ動物を放し飼いにしたらどうかと考えてみたり。古本屋で買った『ヤング愛情学』の回答者のテンションの高さに驚いたり。歌人・穂村弘の不思議でファニーな日常へようこそ。名コンビを組むフジモトマサルのイラストも満載。西加奈子が本文・イラストを担当した「偽ょ偽ょっ記」収録。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
にょにょは公共の場で読める日がにょに比べたら多いです。それでもにやにやします。
バスローブの人と知り合ってた事があって穂村さんの疑問点の答えは全てYESなのですが、だからといって慣れはしなかったのでわたしもバスローブの人にはなれません。
あと、「語彙が無いから聞き取れない」にハッとしました。そうだ…!
今回の解説「偽ょ偽ょつ記」は西加奈子さん。ラスト3日が特に良いです。狐手、穂村さんは牛のつもりだったのは確かにわからない。それになぜ別れの挨拶のときの手が牛なんだろ……
Posted by ブクログ
むちゃくちゃ好きでした。説明するのも野暮なくらい。短い言葉にエッセンスがつまっていて笑ってしまう。もっと肩の力を抜けるんじゃないかと思えてくる。ありがとうございました。
Posted by ブクログ
ああほむほむはかわいいなあ。やっぱりかわいい。
穂村さんは、本当は、現代短歌を率いる偉大な存在で、そんな威厳ある地位にふさわしい知性を持つ偉大な人物なのに(真面目な文章には本当に感銘を受ける!)、西さんの言うとおりいつもどきどきしている。もっとどしんとしててもいいのに、緊張してるし、驚いている。
「穂村さんをどんどんみくびりたくなる」、そこに共感してしまった西さんの偽ょ偽ょっ記もとてもすてきでした。
ほむほむ、どうかいつまでもそのままで。わたしもおもしろい古本を見つけるね。