あらすじ
地獄代行人の皓と助手の青児のもとに届いた〈バラバラ殺人〉を予感させる依頼状。バロック様式の館がそびえる島に向かった二人を待ち受けていたのは、美しき〈生き人形〉と皓の〈弟〉を名乗る少年で!?
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Posted by ブクログ
普通に生きるという選択が出来ない。
青児さんの扱いにちょいちょい笑ってしまう。
認識がペット。しかも棘さんからは駄犬と呼ばれてる。
綺麗なままで居られただろう死体が予告通りバラバラにされてしまった。
まあ、もともとなるつもりだったと考えたらいいのかと思うがなんとも。
青児さんの名前の由来にちょっとショックを受けている棘さん。
複雑な家系しかない。
Posted by ブクログ
今巻はなかなか凄惨なお話であった。そして新しいキャラクターが出てきたと思いきや、まさかの1巻でご退場…。そして招待もまさかまさかの結果であった。そして。最後の最後で大きな伏線が張られた気がするが、これは次巻で回収されるのだろうか。次巻が楽しみだ。
Posted by ブクログ
鍛冶が媼_φ(・_・
長崎の孤島にある城館に住まう絢辻家…綾辻さんの館シリーズ第一作を連想しました。好きです。ミステリの九州いろいろ建ってるなぁ。
西條さんと青児くんの関係も、お互い信頼度増し増しになってきて好きです。西條さんの親子関係・兄弟関係のドロドロがもの凄い。蘇生されたの知らずに動き回ってた緋くんは可哀想。
棘さんも凄いけど…雨男ぶりも。荊棘のお兄さんも復活するのかな。
絢辻家の異常さも……人は人形じゃないんだから、と。霜邑さんの異常さも幼少期の生育に問題あったんだろうな。
Posted by ブクログ
地獄代行業の皓の助手になって7カ月が経った青児。逢魔が時に女子高生に襲われ、皓の弟を名乗る少年に決闘を挑まれたりと相変わらず運がない。そんな2人の元に殺人予告ととれる手紙が届く。
1巻がご挨拶の短編構成、今作は自己紹介の長編構成といったかんじ。長編だったのでミステリー要素が高まったが、そこにはあまり惹かれるものはなかった。なにせ最初から怪しい緋。人を見る目がない青児から好かれる時点で怪しい霜邑。この2人が予想通りが関与しているのが予想通りだった。そして、今回は妖怪要素が少ない。白狼しかメインで出ない上にその出番もほぼない。地獄要素が魔族より人間の方が壊れてるし怖いよねという話だったように感じた。
一方で青児と皓の仲良しレベルは順調に上がっている。ペットレベルもアップして頭なでなで+腰ぽんぽんも追加されていて順調だ。互いに互いを気遣うがお互いそれに照れてる雰囲気が微笑ましかった。