【感想・ネタバレ】日本の企業家11 安藤百福 世界的な新産業を創造したイノベーターのレビュー

あらすじ

日本で誕生して世界に広がった産業は、残念ながら多くはない。そしてそのような例として必ずといっていいほど筆頭に挙げられるのがインスタントラーメン。今の私たちにはあまりに身近で、その誕生のインパクトを想像することが、今日ではかえって難しい。しかし、1958年に「チキンラーメン」が発売されるまで、日本のみならず世界にも「インスタントラーメン産業」もその市場も、まったく存在していなかった。そして、その新産業をたった一人で発明し、起業し、創造したのが安藤百福であった。その後、究極の加工食品と呼ばれるカップヌードルの開発に成功。1971年の発売以降、カップめんの市場も世界に広がり、現在では袋入りめんと並ぶ巨大市場となった。日本のみならず海外でも高い評価を得る発明家にして起業家、優れた経営者でもある多彩な人物の核心を、経営学的視点から読み解く。PHP研究所創設70周年記念出版シリーズ「日本の企業家」第11巻。

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Posted by ブクログ

意欲的に人生を送ってきたことがよく伝わってくる。安藤百福氏の話はともかく、本書の著者の百福氏のすごさを何とか伝えようとする「はしゃぎぶり」も読んでいて楽しい。論文や教科書とは違って、いわば「宣伝屋」と徹することへの苦心がうかがい知れる。

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2021年07月24日

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