【感想・ネタバレ】日本の企業家2 松下幸之助 理念を語り続けた戦略的経営者のレビュー

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Posted by ブクログ

Phpから出ている、いわば、正伝。
そのためか、綺麗な面ばかり強調しすぎなきらいはある。
もう少し、人間身や苦悩にまで入り込んでも良いのではないか。

また、戦略の話は、自分の研究に寄せすぎ感はいなめない。しかし、なぜ事業部制なのか、は参考になった。

多角化すると、一人で見きれない。
そのため、事業ごとに責任者をおく。
そのときに、製造、販売をもうことは基本だが、松下の場合は販売をもたない事業部もおいていた。販売のみを専門とする部署があることで、顧客ニーズを取りまとめることができる。一方で、販売までもち、分社化させることで、外部の目にさらされ、より一層ガバナンスをきかせることができる。

事業部長の責任は、結果としての利益。
それを操作させない経理部員。
本社に力を集中させすぎない分社の仕組み。
非常によく練られてると改めて学ぶことができた。

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2018年10月10日

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