あらすじ
両親を殺した悪夢に挑む、シリーズ完結編!
やっとのことで就職が内定したあかねだが、ヲタ森からブラック企業の可能性を指摘されて不安になる。元“夢売り”の姫香はすっかりメンバーに馴染み、スポンサー企業の令嬢である翠も加わって、夢科学研究所はかつてなく賑やかだ。
そんな折、介護福祉施設で謎の感染が起き、心臓麻痺で複数人が死亡する事件が発生。悪夢による不眠を訴えていた彼らは、「次はおまえだ――」と呪いの言葉を吐きながら、人に襲いかかっていた。
そして、施設へ調査に赴いたフロイトは、あかねを庇って悪夢に感染する。フロイト自身が被験者となった実験で、脳波から浮かび上がってきたのは、世にもおぞましい“顔”だった。
フロイトは、両親を殺し、祖父が生涯をかけて探し求めていた悪夢の正体を突き止めることができるのか。
夢の中で、かつてないバトルが繰り広げられるシリーズ完結編!!
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Posted by ブクログ
あぁー、終わっちゃった。さみしい。
でもハッピーエンド!ペコさん、さすがです!善良さと素直さの勝利です。
まだ因縁帳シリーズとこのシリーズしか読んでないけど、内藤さんの作品、次は何読もうかな。警察ものが多いけど、ハマるかなぁ。
Posted by ブクログ
2022/2/21
シリーズ完結してしまった。
このシリーズ、ペコの明るさでずっと深刻になりすぎず来れたのに。
でもまあペコが寂しく思う以上に私が、3人じゃなくなった研究室に寂しさを感じていたので潮時かもしれん。
最後までペコの優しさがみんなを救う形でお上手ですねと思いました。
ペコええ子やもんな。
そうかーペコはオタ森が好きなんかーいいなー青春やなー
今回はフロイトの心配ばっかりで私の萌えが補給されず。
Posted by ブクログ
(株)水栓やっぱりブラック企業だったかー!
因縁の悪夢との対決、ペコの卒業、これが最終巻でもおかしくないけどまだ続くのね。
この後は新章まったりペコオタ鑑賞ルートですかね。
Posted by ブクログ
シリーズ完結。
フロイト先生の追ってた悪夢と直接対決した…と思ったらアッサリでした。それにしてもペコの荒唐無稽、強い。
恋愛になりそうでならなかったのも良かったです。友情しか深まらなかったし、ペコを始めとしてヲタ森も姫香も翠も成長しました。
夢で繋がる、って凄い。電気信号を脳に送り込んで映像やメッセージを共有、と言われれば(……いずれ出来るかも?)となるのにもハッとしました。技術の進歩よ〜
追ってた悪夢の根源はリングっぽかったです。
ナタリアは貞子より酷い人生なので全てを呪いたくもなり、殺すという悪意だけを夢の中に遺していったのも頷けます。
夢科学研究所と対峙出来て彼女も少しずつ救われていくのかな。ちょくちょくフロイト先生の夢に出てきて、研究所の面々と接して穏やかになっていくといいです。
ペコが卒業出来たし、ブラック企業でなくちゃんとしたところに就職して、新学期晴れて職員として!!で大団円。髪は水色で通常運転でした。さすがペコ。
ここで簡潔なのか。レンゲちゃんは一体誰だったんだろう。謎も残ります。
あ〜夢科学研究所、猟奇犯罪捜査班に捜査協力しにきたりしたりしないかな〜。ここてお別れなのさびしいです。
Posted by ブクログ
超能力実験とくれば「リング」ですね。感染も似てますし。夢がそのまま進むのかなと思っていたら、違ったので、夢だけよりもリアル繋がっている感じはしました。「夢」に焦点を絞っていたお話なので、最後まで、夢で行ってほしいなという期待が大きかったです。
最後は、誰も失うことなく、次の季節に行けてよかったなと思いました。やっぱり、ハッピーエンドで終わるお話が好きです。ペコも、ブラック企業につかまらなくてよかったし。次の就職先が、ブラックじゃないとは言いきれないけど。
Posted by ブクログ
思えばこのシリーズを読みはじめたのは、内藤さんの他のシリーズが途切れたり終わったりして寂しかったからでした。たぶんイマイチだろうという予想に反してこれも面白くて、それなりにハマったのですよねぇ。なのに最終巻だなんて(泣)。
悪いことをする人だから悪いことを楽しんでいるとは限らない、本人が一番苦しんでいるかもという言葉にハッとさせられ、悪夢のもとを抱きしめるシーンではウルリ。まさかペコに泣かされるとは(笑)。
みんな卒業しちゃうんだね。ドラえもんやクレしんみたいにずっと同じ年齢でいてくれてもいいのになぁなんて。