【感想・ネタバレ】悪漢刑事 最後の銃弾のレビュー

あらすじ

向かうところ、全員敵! 大人気シリーズ、驚愕の終局へ! 警察官僚・入江の娘が誘拐された。鳴海署の佐脇は歴代の部下を呼集し、極秘捜査にあたる。同じ頃、管内で猥褻行為に及んだ男が“上級国民”と判明。署は逮捕せず、男を監視下に置いた。「鳴海署を、ぶっ壊す!」警察の腐敗を弾劾する声が上がり、民衆が鳴海署を取り囲む。そして入江の秘書が不審死を遂げ、鳴海市は緊急事態が布告され、市全域が封鎖された。警察庁幹部まで上り詰めた入江と万年巡査長佐脇、因縁の結末は予想を超えた展開に……。通算20巻、衝撃のクライマックス!!

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Posted by ブクログ

安達瑶『悪漢刑事 最後の銃弾』祥伝社文庫。

シリーズ最新刊。悪漢刑事・佐脇の『最後』が描かれる。シリーズはこのまま完結するのだろうか……

鳴海市を舞台にした不穏な事件が次々と発生。そして、何故か過去に悪漢刑事・佐脇に関わったオンナたちが鳴海市に集結する。

鳴海署管内で発生した上級国民による猥褻事件。同じ頃、警察官僚・入江の娘、女優の奈央が鳴海市で誘拐される。追い討ちをかけるかのように鳴海市の市会議員らによる鳴海署の糾弾行動が起きる。

面白かった。日本の世相や事件を作中に上手く散りばめ、この人物はきっとあの野郎だなと思わずニヤリとする。

本体価格690円
★★★★★

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2020年01月05日

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