あらすじ
今や、人間の集中力の持続時間は金魚以下 (人間は7秒、金魚は8秒)。
そんな注意力散漫な現代において、あらゆる成功を叶える究極の資質、
「GRIT=やり抜く力」を磨く方法を伝授。
勉強、スポーツ、仕事、資格、恋愛、キャリア……
あらゆる場面で成功と失敗を分けるは、「才能」でなく「グリット」!
ギャラップ社のストレングス・ファインダーと双璧を成す、ポジティブ心理学の「強み」テスト、
VIA(ヴィア)研究所の「強み診断」テストを含め、数々のグリットを鍛えるエクササイズを紹介!
米国名門大学で学んだ、人気パフォーマンス・コーチによる、科学的知見に基づく実践書。
推薦の言葉
「優れた知性を持ちながらも謙虚であり、強さを持ちながらも繊細であり、刺激的でありながらも堅実である、そんな人物に出会ったことがあるだろうか? キャロライン・ミラーはまさにそういう人物だ。「グリット」と「達成」の科学的研究を実生活に適用する方法について語らせたら、彼女の右に出るものはいない」
アンジェラ・ダックワース(『やり抜く力』著者、ペンシルベニア大学心理学部教授)
「達成とウェルビーイングに関する最新の研究とアイデアが詰まった素晴らしい一冊。ポジティブ心理学を始めとした多くの科学的知見の中からもっとも実践的な部分を捉えている。グリットを身につけ悔いのない人生を歩むための究極の指針!」
トム・ラス(『さあ、才能に目覚めよう』『元気は、ためられる』著者)
「一つは、グリットの価値を見出すこと、もう一つは、グリットを高めること。その仕事にキャロライン・ミラーは人生を捧げた。彼女はこの本の中で、あなたが適切な方法で適切な目的のために粘り強さを向上させるのに役立つステップを教えてくれる」
アダム・グラント(『Originals』『Give & Take』著者)
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Posted by ブクログ
この本は私にとって役に立った。
この本を読む人は「やり抜く力」を求めている人かもしれないし、誰かが紹介していて読んでみたかった人だったり、勉強の分野だったのかもしれないが、私は何故こんなにもすぐに飽きてしまうんだろう?とふとした瞬間に思うくらいにはやり抜けない飽き性(いい意味だったら好奇心旺盛)なので、一度はやり抜いてみたいと考えた。
結果的には当たり前のことしか書かれていないのかもしれないが、拒食症を克服した著者のエピソードを読んだ私は目標に向かって焦らず、自分の歩みを感じることで前に進めるようになった。
果敢に挑戦することは本当に幸せではないかと自分の過去の1番たのしく充実していた時間から考えられた。
また、細かいことを気にするのに意味を見出し、好きになった。
人生が少し豊かになったと感じている。
余談だが、金魚より短い人間の集中力は教育が生み出した産物という考え方にはとても共感できた。アメリカでも日本とそんなにかわらないという印象。意外だった。
同じ悩みを抱えている人に、幸せになりたい人に是非、体験してほしい本。
Posted by ブクログ
自己コントロール能力
満足のいく生活もためには困難なことを
避けては行けない
グリットが成功を決定つける
グリッドの持つ情熱は他者との結びつきを強める
満足を先延ばしにすると長期的な恩恵
幸せとは
ポジティブ感情
ポジティブな人間関係
達成
意味や意義
エンゲージメント(没頭状態)
ヘルパーズハイ=与えた方が幸せを感じること
慈悲の瞑想が良い
フルーツや野菜を増やす
目標効果
注意力をフォーカスさせる
エネルギー源となる
粘り強さを引き出す
知っておくべき知識を見極めれる
本物の自尊心はコンフォートゾーンから
出なければいけない
目標を書くことは科学的にも正しい
行動を起こせば変化前より幸せ
最後は与える人が勝つ
桁違いなCEOは謙虚
Posted by ブクログ
備忘録
・コーチングのクライアントが願望を叶えるために必要なステップとして、レジリエンスとグリットを高めることが最優先事項に挙げられることが多い。
・オーセンティックグリッド= 高い目標を情熱を持って追求する姿勢であり、周囲の人の畏敬の念を引き起こし、他者の中から、より良い人間へと成長し、精神的な持続的幸福を獲得し、有益なリスクを冒し、最高の人生を創りたいという意欲を引き出すもの。
・もし最高レベルの業績を出したいのなら、「困難で具体的な目標」が必要不可欠。
・才能や結果を褒める硬直マインドセットではなく、過程や努力を褒めるしなやかマインドセットがGRITを育てる。
・人が自分にとって最も価値ある目標を持つことができない主要因は成功や失敗に対する「恐れ」
Posted by ブクログ
どちらかというと概念的か。PARMA。今足りないのはachevemnetかも。目標は「そうなったらどうなるの」テスト。ラーニングゴールとパフォーマンスゴール。ベストを尽くす。自分の強みや時間的制約に適した方法を試す。失った自分像のエクササイズ。
精神力の無駄な消耗を避ける。体の健康状態をよくする。確実に達成できる小目標をたてそれに集中する。私はミスの少ない人になることができるだろうか。なぜそうなのだろう。5回で問題の根、どこを変えることから始めたらいいかを知る。
失敗について記述し、そこから生じたポジティブな事柄を書く。行動を改善するフィードバックをもらえる人を探す。
3つの大変だったこと。なぜ大変だったか、どうやってやり遂げたか、自分がどの強みを使ったかを書く。