あらすじ
受験前日、灰仁と関のあとをつけるが、壊れた柵から墜落してしまった扇言。目が覚めた時にはもう春が近づいてきていた。制服のまま駆ける少女の向かう先は――。「私今から飛び降りますね」「墜落JK」と「廃人教師」、2人の行く末は―――。キケンなつり橋効果LOVE、完結!
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「死ぬ前に俺と恋愛しない?」
イケメン教師にこんなこと言われたら、どんな理由で自殺しようとしていても死ねません。それがたとえ、クズ教師だったとしても…。
ヒロインが学校の屋上から飛び降り自殺しようとするという衝撃的な場面から始まる本作品。一見シリアスな作品のようですが、全然そんなことはなく、むしろギャグ要素が多くて笑えます。ヒロインの落合扇言は、美人で秀才なのに、友達0&失恋のショックで自殺しようとするほどネガティブな一面を持つ、ちょっと残念な女子高生。一方、扇言の自殺を阻止した副担任:灰葉仁(通称:灰仁)は、先生らしいところはほとんど見せず、いつもテキトーで気怠げそうなクズ教師。この作品の一押しポイントは、そんな普段はやる気のない灰仁が、扇言にだけは先生と生徒の関係を気にせず、積極的になるところです!時折見せる本気と思わせる行動や発言には、キュン死に必至です。先生×生徒の漫画は、生徒側の片想いから始まる方が圧倒的に多いので、この漫画は読んでいて新鮮で楽しめます!
先生×生徒の漫画に変化球が…!?色んな意味で危うげでキケンなラブストーリー、ぜひお試しあれ!!
感情タグBEST3
温かい気持ちになりました
会話のセンスや間の取り方など、とても新鮮で、それを楽しむという意味ではとても面白かったのですが、ストーリー的には進み方がゆっくりでした。が、前巻の終わりから急激に飛んだというか、進んだというか、とても斬新なラストスパート!!でも最後の着地はとても心温まるものでした。まさかここまで未来の2人が見れるとは、感激です!sora先生、ありがとうございました!
死ぬ前に読むべき漫画です
初めてレビューというものを書くので表現が至らないところが多いと思いますが、最終巻を迎えたのでレビュー及び感謝の気持ちを伝えたいと思います。そしてこれから廃人を読む方にも私の気持ちが届くと嬉しいです。まず、個人の感想にはなりますが今まで見た少女漫画の中で1番面白かったです。教師×生徒という関係性は正直よくある設定でしたが、この作品に至ってはその関係性がとても歪で不思議なものでした。主人公を取り巻く友人たちも個性が強く何かしらの苦悩を抱えて生きていることもドラマがあってとても面白かったです。そして何より、伏線回収ともいえてしまうような終わり方に私は涙が溢れました。常に死と隣り合わせに恋愛要素も交えつつ、クスッと笑えるユーモアまでも取り入れたこの作品は私にとって一生、心に残る作品です。またどこかであの二人に会えると嬉しいです。まだ読んでいない方はぜひ、死ぬ前に生きているうちにこの作品を読んでみてはどうでしょうか。最後になりますが、心に残る作品を生み出してくれて本当にありがとうございました。
良かった!
良かった!ほんと、最高に良かった!
内容は死生をテーマにされているので、重い部分もありつつ、その重さを払拭するようなコミカルさが堪らなく面白い!
最高でした
ハッピーエンド?
気が付けば20巻。ネガティブペアが後ろ向きながらも、くすっとさせる発言を、ゆったり&まったりのお話しでペースも崩れる事なく進んできました。新しいジャンルのマンガが出来たなぁーと思っていつも読んでいました。
続編か気になる終わり方なので、番外編が出ることを期待しています。
Posted by ブクログ
完結なんて!!(´;ω;`)ウゥゥ
19巻のあの終わり方から、まさか今巻が完結と思っておらず、ちょっと意表を突かれた。
全20巻を通じての評価を、星5。
連載当初のキャッチコピー
「元気に鬱ろう! ネガティブダイアログラブコメディ」
ってw
そして、常にコンプラぎりぎりのラインを攻めつつ、最後までこの素晴らしい設定を貫いてくれて感謝です♡
自死関係のうんちくと、美麗な絵柄、ディスりと甘々の絶妙なバランス、必ず笑わせてくれる乾いたユーモア。
ある意味、もっとも正しい少女マンガでありながら、大人のマンガだったと思う。
Posted by ブクログ
ついに完結……!ほんのり甘くてきゅんとするところもあり、思わず吹き出しそうになるところもあり、しっかり切ないところもあり、最後まで大好きだった〜〜!「死ぬ前に俺と恋愛しない?」が再び!ハッピーエンドでよかった。最終話、灰仁と扇言の子どもが出てきたけど、血が繋がっていないという善の生い立ちもどこかで読めたらいいなあ。
続編、期待してます・・・
完結してしまいましたね。。。いきなり話が飛んだ感はありますが・・・最後はこうなるだろうなーとは予想はしていたけど・・いざこの場面をみると・・学生時代のわちゃわちゃした場面がなつかしいな・・教師と生徒というあのもどかしい関係が、いい意味でストーリーをミステリアスというか
予想不可の展開にしていたんだなーと思いますね。灰仁にしてもみことちゃんにしても、キャラ最高!セリフも知的でダントツのお話です。
続編、期待!
Posted by ブクログ
とうとう最終巻!
もっと続いて欲しかった反面、卒業しないと進まない2人の関係…。2人の深い絆がいいですね。
最終話は2人の仲睦まじい姿が最高です。
この話を産み出してくれたsora先生に感謝です。
Posted by ブクログ
シーモアで1日だけ全巻無料になっていたので、大急ぎで20巻全制覇した!
ずっと最後がきになっていたからようやく完結までよめた~~
関君の受験票を追って堕ちた扇言は、夢を見る。
亡くなった人たち。
あったこともない、仁の先生にも。
そして最後に、亡くなった兄にも。
目が覚めたのは2か月後。
共通テストも、卒業式も終わってからだった。
仁はそれまでずっと休職して、病院に通い詰めていた。
扇言をみても幻だとおもうぐらい(現にずっと幻をみていたらしい)
扇言は受験は来年に。卒業式は一人で。「卒業式までぼっちとは・・」
でも今は、扇言を俟っていてくれる友達がいた。
一馬くんにも「好きな人がいる」とちゃんとお断りする。
そのまま先生の家にいくと先生の部屋は汚部屋になっていて、片付けようとするとそこかしこから、自殺用の道具がでてくる。
扇言にもしものことがあったら、仁も後を追うつもりだったらしい。
「もうJKではないですよ」
「いつまで制服着てんの?」
卒業したからもう、先生と生徒じゃない。
「心からお慕い申し上げております」
ようやく二人は晴れて恋人同士となれた。
仁の先生の凪と、扇言の兄のお墓に報告にいき、そこで仁は指輪をプレゼントしてプロポーズ。
数年後。
あの高校の屋上で、今まさに飛び降りようとしている若い女性の教師がいて、そこに現れたのは、灰原善という高校生。
なんやかんやで「明日」の約束をして教師は思いとどまる。
その善は、仁と扇言の息子。どうやら血のつながりはないらしい。(たぶん、どこにも出てきてない急に現れた子?)
そして扇言は保育園の先生で、そこには次男もいた。
って感じで終わりました。
最終巻、ちょっと泣きそうになった。
あの仁がぼろぼろになって病院の屋上の、柵の外でぼ~~~っと座ってるの。
願掛けたのか禁煙もして。(ニコチン切れで幻覚の扇言をみていた)
その姿と、
家の中からぼろぼろでてくる自殺用の道具に、2か月の間この人はどれだけ苦しんだんだろう・・・って思った。
でも、めちゃめちゃ幸せなエンディングでよかった。
ってかまじ、善って誰?!
匿名
絶妙
個人的には11巻あたりまでが面白く、それからは段々と間延びしてしまった感もありましたが。
やっぱり最終巻は面白かったです!
結末が分かっているのに面白い。
この結末が見たくて読んできました。毎回のように「死」や「殺」というワードが出てくる少女漫画はそうないんじゃないかと。でも暗すぎずクスッと笑える感じで読んでいける。絶妙でした。
お墓でプロポーズはとてもこの漫画らしくて好きです。
あとは教師と生徒でなく普通のカップルになった2人のデートとかも描いて欲しかったなぁ…!
善くんはなぜ養子?里子?なのかも気になりますが息子2人いいなと思いました。みことちゃん、いいママ、いい先生になってて微笑ましい。
Sora先生ありがとうございました!
いろんな展開がてんこ盛り
いろんな展開がてんこ盛りの最終巻でした。
この1冊でここまでいろんな話を盛り込むのなら、
今までの巻も使って進めてほしかったかも。
卒業後の2人の恋人描写がほぼなかったので、
灰仁が言う通り、もっとイチャラブ展開がほしかった…
Posted by ブクログ
一馬くんが可哀想だなと思ってしまうが、
こればかりは致し方ない。
月並みではあるが、君ならもっと良い人を見つけられるよ
という気持ち。
主役の二人は収まるところに収まって
わかりやすいハッピーエンドで良い。
愛を見つけて一緒になったのにその子供が
また自殺未遂を繰り返す設定はちょっとどうなのか
と思いつつ、養子であり
なのに「父親に似て」というエクスキューズで
ぎりぎり許される範囲かなと思った。