あらすじ
魔眼蒐集列車(レール・ツェッペリン)。それは欧州の森をいまなお走り続ける伝説。とある招待状によって巻き込まれたロード・エルメロイII世は、天体科(アニムスフィア)の一族たるオルガマリーたちとともに、魔眼のオークションに参加することとなる。しかし、エルメロイII世にとっての目的はオークションにあらず。彼にとって欠くべからざる――奪われた誇りを取り戻すことだった。魔眼を欲する者と、魔眼を疎む者。秘中の秘たる『虹』の位階の魔眼とは。幾多の瞳の見つめる中、第三の事件が幕を開く。
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新たなる「Fate」、そしてTYPE-MOONワールドが登場!
時計塔の現代魔術科の君主にして名物講師、ロード・エルメロイ二世。彼には、ある目標があった。
一つには、借金を返済すること。もう一つには、かつて敗れたとある「戦争」にリベンジすること。
皆さま、「Fate」シリーズと言えば聞いたことはあるのではないでしょうか?この小説は、そんなFateシリーズと世界観を共有した上で、新しい物語を紡いでいるシリーズになっています。
登場人物と言えば、あの少年の面影はどこに行った!?というロード・エルメロイ二世もさることながら、その弟子たちが本当に個性豊か。個人的には、フラットの自由奔放さにはちょっと憧れすら抱きます。
内弟子・グレイと様々な事件を解決していく、この「事件簿」。ソシャゲしかやっていない人にも、昔からのファンの方にもおすすめしたい、至極の一品となっております!
感情タグBEST3
ネタバレはありません。