【感想・ネタバレ】猫が見ていたのレビュー

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Posted by ブクログ

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有名作家による猫アンソロジー本。
猫が主人公のアンソロジーではなく
人間がメインで猫はオマケのようです。

「『100万回生きたねこ』は絶望の書か」北村薫
を目当てに読みました。「うんうんそうだよねぇ。」と
頷いてしまいました。

他の作家さんはすべて初読みの方でした。
湊かなえさんの作品は自身の体験を
基にしたのでしょうか。興味深く読みました。

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2019年11月06日

Posted by ブクログ

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猫に纏わる短編やエッセイを集めたアンソロジー。
豪華なメンバーと表紙の美しい猫に惹かれて手に取りました。
どれも魅力的な作品でしたが、中でも東山彰良さんの「黒い白猫」が良かった。舞台は台北という物珍しさに、ニン姐さんという気骨のある彫物師(タトゥー)が素敵。浅はかに刺青を入れたがる若者を諭すセリフに感動です。クリスティアーノ・ロナウドが好きなりました(笑)。
東山作品は一つだけ読んで苦手になって遠ざけていましたが、今後は読んでみたいと思います。アンソロジー効果ですね。

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2018年09月05日

Posted by ブクログ

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猫はそんなに好きではないのですが
湊かなえの作品が入っていたので読んでみました。
どの話も面白くて読み応えがありました。
中でも「マロンの話」と「百万回生きた猫は絶望の書か」と
「三べんまわってニャンと鳴く」が良かったです。
家族愛的なところが描かれている作品が好きなのかもしれません。
しかし猫と小説(物語)っていうのは相性が良いんだなぁと
再認識させられました。

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2017年12月30日

Posted by ブクログ

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登場人物が作家やら出版関係者やらが多くて猫だけじゃなく職業のしばりもあったっけ?と思ってしまった。おそらく書きやすいんだろうけどこうも同じような職業の人がでてくるとちょっと飽きてしまうところはあったかな...。
三べんまわってニャンと鳴くが一番好みだった。アプリゲームの話からまさか主人公のあんな話が出てくるなんて。青信号渡ってたら急に車突っ込んできた!みたいな衝撃だったけど、ナナちゃんの不幸話で一気にチープになってしまった。あのまま主人公の鬱々とした気持ちを昇華してくれたら...と思うのは完全にわたしの好みです。

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2023年11月14日

Posted by ブクログ

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2月22日は猫の日ということで読んでみた。これまでアンソロジーはあまり手に取ることはなかったけれど、普段読まない作家さんの作品に触れることができてよかった。
1作品あたりのページ数も少なく、隙間時間で読むことができる。

【最も好きな作品】
柚月裕子さん「泣く猫」
17年会っていない母が猫に自分と同じ名前をつけていたことを知ったときの真紀の気持ちを想うとともに、母はどのような想いでマキと呼んでいたのだろうかと思う。
マキの登場が真紀の感情を引き出し、自覚させるきっかけになったのではないか。

【最も印象に残ったフレーズ】
北村薫さん「『100万回生きたねこ』は絶望の書か」
「本の読み方にひとつの正解はない。『100万回生きたねこ』を読んで素直に感動するのは正しい。……しかし《絶望の書》だと感じてしまう者を、ただ、ひねくれてるとはいえないんじゃないかな」

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2021年02月23日

Posted by ブクログ

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猫と小説はナイスな組み合わせですね。
ミステリアスな空気の中に、どこかほっこりする要素があって楽しめました。
どのお話も前向きなラストでよかったです。

猫好きにはたまらない1冊!

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2018年09月13日

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